信じ合う心 | ほっとするからうまくいく✨ほっとするトレーニング小林真純のブログ

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ポジティブになろうとがんばるより、ネガティブを受け入れるほうがラクに人生を好転させていくことができるということに気づき『ほっとするトレーニング』メソッドを発案。このブログでは、そんな人生を好転させる方法について書いています。

お互い信頼から生まれるたのしさ

このたのしさには

美しさがあります

このたのしさには

なんともいえない味があるんです

このたのしさは

からだとこころを大きく大きく

育てて行きます

大きく大きく育てて行きます

この詩は、『無監督テスト』を47年続けている富山市立速星中学校に向けて詩人のサトウハチローさんが贈った詩の一節です。

私の母の母校でもある富山市立速星中学校は、『信じあう心』を育む取り組みのひとつに無監督テストを実施しています。これは始めた当時の校長先生が『教育は信頼関係で成立する。教師と生徒、生徒と生徒、教師と教師が互いに信じあえる学校にしたい』と始めたそうです。

またもうひとつの取り組みに『学用品の無人販売』があります。廊下に6箇所、人の背丈ほどの木箱が置かれ、中には消しゴムやボールペンなどといった学用品が入っており、箱に鍵はされていません。買うときは、品物名を買い物表に書き、代金と共に中にある金庫に入れます。代金が合わないことが年に数回起きるそうですが、購買委員を中心に放送や掲示板、各学年でトラブルがあったことを伝え、みんなで意見を出し合います。その結果、謝罪の言葉を記したノートの切れ端と代金が箱に置かれることもあるそうです。

この記事を先日朝日新聞で読ませていただきました。このすばらしい取り組みをもっともっとたくさんの方に知っていただきたいと思いました。

『信じあう心』・・・それは自分自身を信じてあげることかもしれません。自分自身を信じていない人は、相手をも疑ってしまうでしょう。自分の心の目はいつも自分の行いを見ているものです。カルマの法則にもあるように、私たちの行いは必ず返ってきます。良い種を蒔けば良いことが、悪い種を蒔けば悪いことが返ってくるでしょう。信じる心を育てていくことは、私たちに人との関わりの温かさを教えてくれます。こういった一つ一つの行いが私たちの未来に大きな花を咲かせてくれることでしょう。