一見、Luxe(ラグジュアリー)な暮らしだからと言って
トルコ人は、星付きレストランには滅多に行かない。
日本にいる時、人と会うとなると素敵なレストランや居酒屋に行く事になる。外食文化に疲れてしまった。
イスタンブールでは外食は美味しいし、安いお店も沢山あるが
トルコに住んで、外食は減った。たまにLuxeなレストランには行きたいが
友人を招いたり、招かれたり、家庭料理の贅沢さを味わっている。
エーゲ海ボドルム マダム宅での滞在では、マダムの手料理、または一緒に作ったものをエーゲの真っ青な海と空を見ながらバルコニーで頂く。
トルコ人は年を得ると、お腹がぷっくり、ムクムク太っていくが、皆元気で健康そう。
太る理由は、パンと油、そしてふんだんに砂糖を使ったトルコ菓子のせいだ。
でも皆、何が美味しいのかよく知っている。
マダムとの生活で、様々な生活の知恵、トルコ料理のレシピを学んだ。
太陽からビタミンDを得る事のできる時間、
美味しい野菜の見分け方、美味しいトルココーヒーの淹れ方、
搾りたてのミルクからヨーグルトの生成の仕方、
かなりイケてるビーチファッション、
そして沢山のトルコ料理。
ヤルカワックは火曜日に Pazar (マルシェ) があり、一週間分の食料を調達する
(72歳にして、このファッション。毎日カラフルで攻めのファッション)
エーゲ海のパザル、果物や野菜も少しイスタンブールと違う
彼女から学んだダイエットメニューの数々とトルコ伝統料理は
イスタンブールに帰ってから友達に振る舞いたい
中でも" Barbunya Pilaki (うずら豆の前菜) " 、" Taze Fasulye (インゲン豆の野菜煮込み) "、は素晴らしかった。
" Barbunya Pilaki (うずら豆の前菜) "
(" Taze Fasulye (インゲン豆の野菜煮込み) "写真はイスタンブールに戻ってから自宅で作ってみたもの)
" Taze Fasulye (インゲン豆の野菜煮込み) " が作れるとトルコの男性から Ayşe kadın yemeği と褒められた。
が、みんなの大好物だから、下手に作ると批判材料になるので注意が必要。
72歳にして、ダイエット中の彼女は、冬のイスタンブールで増えた体重をボドルムで減らす
この豆料理は、コレステロールを下げ、ビタミンBがある最適メニュー、パンを食べずにこのような野菜料理と
毎日、海での水泳で健康を保っている。
初めて食べた " Pancarlı Erişte "と言うマカロニっぽい食べ物は、搾りたてのミルクとバターで仕上げた
カルボナーラのような濃厚でフレッシュな味の料理だった。
海から帰ってきた私を、Pancarlı Erişteと絞り立てのミルクが迎えてくれた。
お金で買えない贅沢がここにはある