フランスでは11日から一気に

パン屋さん、ケーキ屋さんに、

たくさん並ぶのがガレット・デ・ロワキラキラ






ガレット・デ・ロワは、

1月6日の公現祭エピファニー:Epiphanie

お祝いして食べるお菓子です。


パイ生地アーモンドペイストや

アーモンドクリームが入ったパイケーキが定番です。




さて南フランスでは、

こちらの地方ならではの

ガレット・デ・ロワがあります。


ブリオッシュというパンのようなお菓子に

地元名産のフルーツコンフィ

(フルーツの丸ごと砂糖づけ)が飾られています。




お店によって、ブリオッシュの味や香りが違います

南フランスのハーブ、アニス

爽やかなオレンジの香りなど。。




わたしが今回買ったもの。

小さいサイズを選びました

ダウン



今日はお店の店員さんの数も増えていて
ガレット・デ・ロワをちゃんて包んでくれました!
こんな気遣いは、ほんと嬉しいですピンクハート




このお店では、

フルーツコンフィ丸ごとのせられています。




洋梨、チェリー、イチヂク、クレモンティーヌ

クレモンティーヌの記事はこちら☆






お店によっては、キレイにフルーツを

カットするように

並べて華やかに飾ってあります。



ですので南フランスの

パン屋さん、ケーキ屋さんでは

2種類ガレット・デ・ロワが並び、

とっても華やかです。







さてわたしの住むアプト市は、

このフルーツコンフィ名産地です。

夏にはフルーツコンフィ祭りがあります。




アプトの博物館には

フルーツコンフィの生産過程が展示がされています



アプト博物館では、アプト市の名産品、産業が展示





小さい博物館ですが、
地元の南フランスのことが知れました♪









ガレット・デ・ロワのお楽しみは、

なんといっても、ケーキに隠されている

フェーヴ(Fèveという

小さい陶器の人形が誰に当たるかですねピンクハート




我が家では今年はこんなフェーブでしたアップ
当てたのは息子!!でした



フェーブが当たった人は、

その日、王様または王妃様になり、

王冠をかぶり、皆から祝福されます。

幸運が1年間継続するといわれています。




名称のロワは、王様という意味ですが、

ロワ・マージュ rois magesと呼ばれる

キリスト誕生の時にやってきた

東北の三賢者のことをさしていた

と言われています。







ケーキの中に入っているフェーヴ févrは直訳すると

そら豆という意味です。




そら豆は胎児の形をしている、ということで、

古代から命のシンボルとして

扱われてきたそうです。



最初は、パンやお菓子に金貨そら豆

入れていたのですが、

それらが陶製の人形になったのは19世紀です。




昨年、わたしが食べたガレット・デ・ロワには、

そら豆そのまま入っていました。

色は薄いベージュで乾燥した硬いそら豆

食べることできない様になっていました。





今では、陶器の人形には様々なキャラクターがあり、コレクションしている人もいます。



実は夫のお母さんも、

箱の中に毎年食べたフェーブを閉まっていました

余りにもたくさんでビックリ‼️したのを

覚えています。




おわりに


フランスは、クリスチャンに因んだ行事が

たくさん祝日として残っています。

フランスらしくでステですよねラブラブ




しかし学校教育では、

宗教は持ち込まないとされいます。

ですのでクリスチャンでない

さまざまな宗教の方々からは不満があったりと、

なかなか難しい現代に突入しています。





こんな記事もかいてます♡

南フランスの13種のデザート☆クリスマス





さてさて日本でも

美味しいガレット・デ・ロワが食べれますね♡

お試しあれ〜 

わたしの田舎町でみるよりクオリティが良さげルンルン













南フランスからの身体にやさしいもの