フランス人は

自分が悪くても謝らない

非を認めることをしないって

本当だと思いますか?








ほんとに確かに!

謝ることはしないよ!など

よく耳にしますよね〜

プライドも高くてなんて言うことも。





でも実は、あやまる前にフランスでは

とっても大切にしていることがあります。





それはフランスの文化的な背景が

色濃く残っているArgument アーグモンという

フランス独特の考え方、価値観です。




日本人的感覚だと、

Argument アーグモンは、

ただの言い訳でしかないのですが。



フランス人的感覚だとArgument アーグモンは

社会で生きていくのにとても大切なことで、






結果にフォーカスするより、

なぜそう言う結果になってしまったのか。



なぜ、このプロセスを歩んだのかを

伝えることをとても大切にしています。





自分の失敗や結果はさておきびっくり

自分の思い、気持ち、

意見を述べることが良いとされています。



つまり、その人ならではの

ストリートに価値があるんです。






失敗や遅刻をしても、

いろいろと説明したらあっさり許されたりします。



わたしには言い訳にしか聞こえなかったり、

言ったもん勝ちの社会に感じることもありました




迷惑かけたら、

まず謝るのが常識じゃない!とも思ってました。




この感覚が崩れたのは、

フランス語を勉強している時に体験しました。






フランス語の先生が

argument アーグモンをしま〜す」

と始まったんです。


Argument アーグモンがいわゆる、

"なぜ"言葉で表現することなんです。





どうして今、こうゆう状況なのか、

どういう自分の気持ちなのか、

明確に理論も使って自分の立場

しっかりと言葉で説明することなんです。







先生は、こんなシチュエーションを例に

話し出されました。

わたし的にはこんなの例題にしていいのびっくりびっくりガーン

と言うような内容でした。







あなたがもし、車を駐車禁止の場所注意

止めてしまったとします。










すると警察官があなたに注意してきました。。。







さて、あなたは

どんなアーグモンをしますか?





なんです。。!!!





駐禁で注意されたら

アーグモンなんて警察官にしていいの?

アーグモンなんて意味あるの?




明らかにやってしまったのは私だし

ついてないわ〜わぁどうしようかと思って

すぐ言葉がでなければダメバツレッドなんです!





しっかりアーグモンを言えれば、

罰金も免れることもありますから、

フランスでは生きていくのに

大切な力になります。

まずは何か表現し話すことだと

教えてもらいました。






よくよく話を聞くと、

アーグモンはエクスキューズという

言い訳とは違うのが、

先生の言葉から伝わってきました。





わたしにはない感覚です。

もうビックリ!しかなかったけど、

そう言うことね〜と。。。





フランスのアーグモンの正当化の思考で

視野が広がったのでしょうか?。。


いやまた私、フランス思考に

洗脳されたのでしょうか?ガーン。。






何はともあれ

フランスの子どもたちは学校教育で

小さい頃から表現の自由という価値観を教えられ、

フランス独特のArgument アーグモンを

進化させてきたのは間違いないでしょう。




しかし今では、それだけでは通用しない時代を

迎えているようにも感じます。





おわりに


フランス人が謝まらないのは

常識やルール 以上に大切なもの

人間を大切にしていたから!!


自由に自分の思いだけを表現するのみでなく

なぜそう思うのか、自分のストリート性、

個性を大切にする価値の在り方、

面白いですよね。



表現しないと存在していないかのように

でも話せばしっかり聞いてくれます。

自ら発信のコミュニケーション社会




アーグモンを日本人らしく変容させて

表現豊かに自分のストリートを

生きいこうと思いますピンクハート



フランス語の勉強もがんばろうっと〜





日常に使える食事のさりげないマナー




文化の違いをこちらの角度からも☆









南フランスからの身体にやさしいもの