南フランスのプロヴァンスに来られたら

ぜひ食べて頂きたい

山羊チーズを紹介します☆





           この右端のチーズですアップ



ルベロン地方のバノン村発祥の 

山羊乳シェーヴルのチーズです。



栗の葉っぱで、丁寧に包まれヤシの紐で

結ばれた可愛らしいサイズをしています。







このチーズは、スーパーでは売っていなくて

マルシェで買うことができます。



地元の名産チーズです。



山羊なので、匂いや味が苦手な人も 

いらっしゃるかと思いますが、

味に慣れてきたら本当に美味しいんですよ。






葉っぱに包んで発酵させて

塩味が混ざって

溶けそうな柔らかい食感です。


葉っぱで発酵した独特の香りと

味の深みがあります。




好きな人は、10個とか買っている人もいます

このお店は結構、人が並ぶんです。




夏は朝早めに行って 

買うようにしていたのですが


最近は朝8時ぐらいにならないと

明るくならないので、

寒さのやわらぐ10時すぎに☆ 



この時間帯はマルシェは

かなり人で賑わいますキラキラ






葉っぱに包んでいない

発酵がまだ進んでないチーズも

店頭にならんでいます。



ハーブ、胡椒、灰で包まれているのもあります。





発酵の進んでいない

フレ(新鮮)ポロポロとなりやすい

あっさりしてて食べやすい




またクレモ(クリーミーに少し発酵してます

クリーミーな食感で

味がしっかりしているもの



牛乳のものなどもあります。

こちらは、クセなく食べやすいです。






どのチーズもそれぞれの味わいがして、

どれも地元で人気です〜


ちなみにお値段も1.5ユーロほど(200円弱)

バノン山羊チーズは1.6ユーロです。

お安いです!




マルシェでは、今日食べる用、23日後に

食べる用など聞かれたりします。

自分の食べる日にちょうどいい感じのを

お店の方が選んでくれたりおねがい





この葉っぱに包まれたチーズの発祥地

プロヴァンスの山の

高原にあるバノン村です







こちらの地方周辺では

山を散策していたら羊や山羊たちの群れが 

遠くに散歩しているのが、姿は見えなくても

首の鈴カランカランと聞こえきます。


のどかなホッとする空気がします。 






アップこちらは雨の中、出会った羊たちです。




フランスの田舎の山などは

狩猟をする文化が残っているので、

時期によりますが、 

山奥に足をのばすのは気をつけないといけません







下記からは詳しいバノンチーズの工程です



バノンチーズは、2003年に

AOC (Appellation d’Origine Contrôlée)と言う

伝統的な製法で作られた

質の高いものを取得しています。



フランスには、地方ごとにチーズがあると

言われ500種類あります。

AOCは、わずか45種類とのこと。




(マルシェでは大きなチーズも種類豊富で

何を買うのか迷ってしまいます。)



バノンチーズに使われる栗の葉は

晩秋に枯葉を1年分収穫されて、


熱湯で消毒され、酢水でにて殺菌することで

柔らかくし、その葉をオードヴィーという

果物から作られたお酒に浸してから

チーズを包み完成させるそうです。


ヤシのひもで結んで熟成させたら出来上がり♪





おわりに


バノン村の山羊チーズ

なかなか珍しいので、ぜひ♡


私の住んでいる町アプトのマルシェでは

一店舗のみ扱っておられます。


アプト市のマルシェは周囲の小さな村から

12世紀から人々が集まって、

今もなお継続され開催されている

プロヴァンスの伝統なマルシェです。



またアプト・マルシェも紹介していきますねピンクハート



こちらもマルシェで買えるみかん・クレモンティーヌ




アプトのイルミネーションも見てみてね☆



わぁ! 日本でも味わえるの?

見つけてビックリ‼️







南フランスからの身体にやさしいもの