フランスの

2040年に向けての

使い捨てプラスチック製品ゼロ政策

ご存知ですか?

  

 


2020年よりスタートし

6カ月間は猶予期間を設けていましたが

さまざまなな課題があり

2021年からのスタートになっています。




計画は毎年ごとにされていました!



コロナの現状も重なり

それどころではない?と



いえいえビックリマーク

水面下では動いている分野もあります。



小さな変化も肌で感じたので、

フランス現地の生活体験も

添えてお知らせいたします!




この使い捨てプラスチック製品ゼロ政策は、

2015年に「エネルギー転換法」

基づいて設定されています。



エネルギー転換法」って何?


使い捨てプラスチック製品だけでなく

様々な生活面で省エネで環境に良い方向へ

変えていくこと




例えば家の暖房も

石油燃料からガスへの移行になっています。

また石油燃料の暖房器具を使っている家庭も

多々ありますが、新しく設置するのは出来きません

(家に石油が1000〜1500リットルはいるような

大きなタンクを設置するタイプ)




暖炉が残っている家も多く、
我が家も暖炉も時々使いながら☆


また省エネに向け二重窓ガラスは、

10年以上からよく見かけ

今では定番になっています。



家の断熱材の設置1ユーロで出来るなど

コマーシャルもよく見かけますが、

まだまだ課題があるようです。




バツレッド業者さんの仕事ぶりが良くない。

バツレッド家が密封状態になり湿気がたまり、

ずっと換気扇をつけて

本末転倒の省エネ状態になる場合も。。。




2040年達成目標の使い捨て

プラスチック製品政策の内容は?




計画は毎年、少しづつ減らしてく形です。

下記をご覧ください。




2020販売禁止・使い捨てプラスチック製品


     -使い捨てのお皿

     -コップ

     -透明グラフカップ

     -綿棒


 学校給食でのペットボトルでの水の配布禁止




下記は今年の私の生活からの現状です。



こちらの中学校で給食の

水はボタンを押してコップに

入れるシステムになっています。

 


スーパーでは、紙のお皿のみでした。

プラスチックの透明カップもありましたが、

ほぼ紙コップになっています。




またフォークやスプーンは、

半分以上は、木製のものに変わってきています。





綿棒は、すべてコットン製のものばかりでしたが

綿棒を入れるケースはまだプラスチックです。






またジュースや牛乳などの入れものも、

半分はプラスチックボトルで、

残り半分は、パックがガラスボトルに

なってきています。




オーガニックコーナーの飲み物や

お菓子などは、ほぼ紙パックです。







またフランスでのスーパーでは、

野菜や果物は、好きな量を袋に入れて

測り売りが多いのですが、

以前はビニール袋でしたが、

今は紙の袋になっています。




規制では50%以上はが土にかえる素材に

すれば良いとありパンの中身が見えように

半分以上が紙素材と工夫されている




南フランスのマルシェ

ほぼ皆さん、

エコバックや買い物カゴ持参です



マルシェで取り分けて測って入れる袋は

お店のオーナーにもよりますが、

紙袋に変わってきています。



コロナ前でしたら、その紙袋も1回きりでなく

マルシェで買い物の時に再利用して

使う人も多く見かけました。


また卵を入れる紙容器も同様で、

マルシェでに来た時は、

以前のものを持参して入れてもらう!



いいアイデア〜と 

わたしも見習ってやっていましたが



バツブルーコロナが発生してからは、

 袋の再利用は無理になっていました



うずらの卵の小さいケース以外は全て紙製ケース




2021販売禁止・使い捨てプラスチック製品


     -ストロー

     -ナイフ・フォーク・スプーンなど

     -紙コップの蓋カバー

     -マドラー

     -ステーキなどに刺さっている串

     -紙吹雪のプラスチック版

     -野菜・果物のプラスチック包装

      (内容量が1,5キロ内)

     -お弁当の容器

     -アイスクリームのカップ

     -サラダボール

     -発泡ポリスチレンの容器

      (ケバブが入ってる容器など)


        過剰包装の禁止


2022販売禁止・使い捨てプラスチック製品



     -ティーパックのふくろ


★ファーストフードなどで無料についてくる

プラスチックおもちゃの禁止


★公共の場には水飲み場の義務化


★無料でのペットボトルドリンクの配布禁止





2030販売禁止・使い捨てプラスチック製品



★ファーストフードでの店内飲食用の食器類




2040までには販売禁止予定



   -ペットボトル

   -歯磨き粉のチューブ

   -食器洗剤の容器

   -サラダ容器





まとめ



2040年に向けての

使い捨てプラスチック製品ゼロ政策は、

2020年の開始が2021年からの

延期となっています。



しかしコロナ状態下の中

さまざまな業者が水面下

動き始めています。


2040年を待たずして 

今は大きな変革の時ですね。



地球の住民として

生き抜く力に転換〜♡




ダウン

フランスのリサイクル博物館アート作品もご覧下さい




〜おまけのひとりごと〜

フランス語でゴミのことを
「プベル」poubelle と言います。

えんとつ町のプペルの「プペル」poupelle 
なんか似てる〜!






 



南フランスからの身体にやさしいもの