緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金について
こんばんは。
ますだ裕二です。
緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金の概要が更新されました。
※2月22日21時更新
2021年1月に発令された緊急事態宣言※に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛により、売上が50%以上減少した中小法人・個人事業者等の皆様に、「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」が給付されます。
支援金に関するQAです。
お問い合わせは↓です。
2月定例議会が開会されました
こんばんは。
ますだ裕二です。
2月定例議会が開会されました。
会期は3月25日までです。
知事提案理由の説明
◈はじめに
《緊急事態措置の延長》
感染状況は、1月7日に過去最多の431人を記録した新規陽性者数が減少に転じ、1月21日には7日間平均値がステージⅣの260人を脱し、さらに2月2日にはステージⅢの160人を下回るとともに、入院患者数・重症者数も改善しておりますが、医療のひっ迫状況は続き、厳しいものとなっております。
このような状況の中、2月2日、愛知県、岐阜県始め10都府県で、3月7日までの1か月間、緊急事態宣言の継続が決定されたところであり、引き続き、オール愛知で感染防止対策に取り組んでまいります。
県民、事業者の皆様には、早期に宣言が解除されるよう、引き続きご理解とご協力をお願いします。
《医療提供体制の強化》
現在、入院病床は74病院1,215床+α、重症病床は、4大学病院を中心に126床、宿泊療養施設は3施設合計1,109室を確保するとともに、診療・検査医療機関は1,564医療機関を指定し、1日あたり約4万件の抗原検査・PCR検査が可能となっております。
引き続き、医療機関及び関係団体の協力をいただきながら、医療提供体制の強化に努めてまいります。
《ワクチン接種への対応》
1月27日、「ワクチン接種推進本部」を設置し、接種体制の整備を加速しております。
さらに、ワクチン接種に関する事務を専門に担当する「ワクチン接種体制整備室」を新たに設置しました。今後も引き続き、市町村や医療関係団体等と調整を行い、円滑かつ速やかに接種が実施できる体制を整備してまいります。
◈愛知県政を取り巻く最近の状況
《国政の状況等》
国内外のネットワークを活用して最先端の技術・サービス・人材を取り込みながら、県内のモノづくり産業と融合した愛知独自のスタートアップ・エコシステムを推進し、新たな付加価値を創出し続ける「愛知発イノベーション」の実現を目指してまいります。
《国民体育大会冬季大会》
愛知県の出場選手も男女総合成績は3位、女子総合成績は4位と素晴らしい成績を収めました。選手の皆さんの健闘を心から称えます。
選手を始め全ての大会関係者の努力により全競技を実施できたことに、心から感謝申し上げます。
《中部国際空港沖公有水面埋立事業》
今後とも、埋立事業を推進していくとともに、国際拠点空港として不可欠な完全24時間化を達成するため、中部国際空港の二本目滑走路の早期実現を目指してまいります。
《スタートアップの支援》
海外の支援機関等との連携をより一層促進し、それを強みとする愛知県らしいスタートアップ支援施策を着実に推進してまいります。
《新体育館の整備》
外部有識者を含む選定委員会の審査を経て、2月17日に「Aichi Smart Arena」グループを事業者として選定し公表しました。
アフターコロナの時代に相応しい新たな施設となるよう2025年夏のオープンに向け、着実に整備を進めてまいります。
《交通安全対策》
昨年の交通事故死者数は154人となり、2019年に続き2年連続で、全国ワースト1位を回避するとともに、「第10次愛知県交通安全計画」に掲げた「2020年までに年間の24時間死者数を155人以下」とする目標も達成いたしました。
◈令和3年度(2021年度)当初予算編成と重点施策
《当初予算編成》
2021年度当初予算については、新型コロナウイルス感染症対策に加え、安全・安心の確保に向けた社会基盤整備等も盛り込んだ今年度2月補正予算と合わせ、切れ目のない15か月予算として編成いたしました。
《新型コロナウイルス感染症の克服》
新型コロナウイルス感染症の克服に向けて、感染状況を的確に把握・分析しながら、適時適切に必要な対策を講じてまいります。
《感染拡大防止・医療面での対策》
《県民生活への対策》
《経済対策》
◈With / Afterコロナを見据えた成長戦略
《ステーションAiプロジェクトの推進》
《ジブリパークの整備推進》
《リニア中央新幹線の推進》
《二本目滑走路の整備を始めとする中部国際空港の機能強化》
《国際展示場の最大限の活用》
《アジア競技大会の推進》
《官民におけるDXの推進》
◈予算の重点事項
(1)「リニア大交流圏」の形成
リニア大交流圏の基盤となる道路網については、三遠南信自動車道や名豊道路、西知多道路などの広域幹線道路を始めとした道路ネットワークの整備を推進します。
(2)産業首都あいち
国際イノベーション都市あいちへの飛躍とともに、製造品出荷額等が42年連続して日本一という、圧倒的な産業集積を誇る愛知の産業力を一層強化し、「産業首都あいち」を目指してまいります。
(3)農林水産業の振興
中部最大の農業県・愛知の力を更にパワーアップさせるための「農林水産業の振興」です。
(4)次代を創る教育・人づくり
元気な愛知の礎は、「人づくり」です。まず、子どもたちの学力を伸ばす教育の充実、「教育立県あいち、人財創造あいち」です。
《教育立県あいち、人材創造あいち》
《グローバル人材の育成・獲得》
(5)安心と支え合いの福祉・社会づくり
《子ども・子育て支援》
《高齢者・地域福祉対策》
《障害者福祉・支援、ノーマライゼーション推進》
(6)安心できる医療体制の構築
新型コロナウイルス感染症拡大防止、医療提供体制の充実、強化に全力で取り組み、県民の皆様の安全・安心を確保します。
(7)誰もが活躍できる社会づくり
《産業人材の育成・確保》
《女性の活躍促進》
《就職氷河期世代対策》
(8)あいちのグローバル展開
「あいち国際戦略プラン」に基づき、産業のグローバル化、魅力の創出等の視点から、グローバルに成長を続けるあいちを目指します。
(9)選ばれる魅力的な地域づくり
日本が世界に誇るオリジナルコンテンツであるスタジオジブリ作品の世界を再現する「ジブリパーク」の整備に加え、芸術文化やスポーツの振興など、愛知の魅力、ブランド力を高める取組を進め、国内外における愛知のプレゼンスの向上を図ります。
《文化・芸術都市あいち》
《スポーツ王国あいち》
《観光都市あいち》
《あいちの魅力発信》
(10)安全・安心なあいち
「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を制定し、自転車に係る交通事故の防止、並びに被害の軽減及び被害者の保護に取り組みます。若年層や高齢者に対するヘルメットの購入補助制度を創設するほか、事業者、学校等と連携し、保険の加入促進に努めます。
(11)環境首都あいちの推進
事業者が行う温室効果ガス削減対策に対して現地調査や助言を行うなど、地球温暖化対策の取組を推進します。
(12)東三河の振興
次期「東三河振興ビジョン」を2年前倒しし、本年12月までに策定します。
(13)地方分権・行財政改革の推進
「あいちビジョン2030」に位置付けた政策の具体的な道筋を明らかにするため、実施計画を策定するとともに、中京大都市圏づくりの推進に向け、情報発信に取り組みます。
(14)当初予算の全体概要
2021年度の当初予算は、
一般会計
2兆7,163億余円
特別会計
1兆3,515億余円
企業会計
2,356億余円
合わせて4兆3,034億余円となります。
◈予算以外の議案
条例は、制定、一部改正を合わせまして、26件を提案いたしております。
◈令和2年度(2020年度)
関係議案
(1) 令和2年度補正予算(第21号)
「愛知県感染防止対策協力金」は、2月8日以降、緊急事態措置の期間である3月7日まで、引き続き1店舗につき1日当たり6万円とし、その所用額として、一般会計で674億789万円を計上するものです。
(2)令和2年度補正予算(第20号)
補正予算を会計別に申し上げますと、
一般会計
145億8,318万余円の増額
特別会計
143億278万余円の増額
企業会計
49億6,939万余円の増額
合わせて46億8,899万余円の減額となります。
(3)補正予算以外の議案
補正予算以外の議案につきましては、条例は制定2件を提案しております。
◈結び
詳細につきましては、議事の進行に従いましてご説明を申し上げたいと存じます。よろしくご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願い申し上げます。