ますだ裕二「脚下照顧」オフィシャルブログ -29ページ目

愛知県競馬組合議会で来年度予算について質問させていただきました

こんばんは。

ますだ裕二です。


本日は、今年度最後の愛知県競馬組合議会が開催され、以下の3点について、質問させていただきました。



質問(ますだ)

競馬法第 23 条の 9 の規定では、地方競馬の果たす役割として、地方公共団体に対し、収益金を分配し、地方公共団体は「競馬の収益をもつて、畜産の振興、社会福祉の増進、医療の普及、教育文化の発展、スポーツの振興及び災害の復旧のための施策を行うのに必要な経費の財源に充てる」とされている。

関係機関のさまざまな努力・連携などにより地方競馬の売り上げは回復しているものの(令和元年度においては)全国 14 主催者中 8 主催者が未だ地方公共団
体へ収益金を分配できていない状況にある。名古屋競馬もこの 8 主催者に含まれている。

こうした中、地方競馬の活性化に資する方策を実施することによって地方競馬主催者の事業収支改善を図る、いわゆる「競馬活性計画」が作成され、現在は令和 4 年度までとする第三期競馬活性化計画 5 か年の 3 年目となっている。

この第三期計画では、第二期計画で進められてきた「お客様の利便性向上」「地方競馬の魅力の伝達」を通じた売上向上と収益改善の取り組みに加え、賞金奨励費の増額、売上低迷時期の長年にわたる設備投資の抑制により老朽化が進行した厩舎等の施設整備、馬の確保対策など、質の高いレースを提供し「地方競馬の魅力を向上」させるための「強い馬づくり」の取り組みを進めていくとされている。

具体的には、昨年12月の第三期競馬活性化計画の中間検証報告書に示されたように好調な売り上げに下支えされている収益を、将来に必要な中長期的な投資とのバランスを十分に考慮しながら活用することで、「強い馬づくり」を推進し、地方競馬の魅力を向上させる取り組みとして、①賞金の増額・適正化、②厩舎・調教施設等の施設整備、③2歳馬入厩増及び JRA 有力馬の転入増、④厩務員人材不足対策のための環境整備、⑤DG 競争の活性化に向けた JRA との共同検討等を着実に進め、競馬法に定める地方公共団体への配分という地方競馬の果たす本来の役割を取り戻す体制を早期に構築する必要がある。

そこで、この第三期競馬活性化計画の中間検証報告を受け、来年度予算にどのように反映されているか確認したい。

① 賞金増額について、その必要性については前議会でも質問させていただいた。
地方競馬の DG 入賞率が17.5%に留まっている状況を鑑み、地方競馬所属馬に賞金がいきわたるように、賞金の増額・名古屋競馬場所属馬がより賞金を獲得できるように地区限定レースの開催等要望させていただいたが、来年度予算ではどのよう配慮がなされているのか。

(答弁)

業務部長

  売上げも順調に回復しており、この5年間でほぼ倍増となる6,000万円余の予算計上をさせていただきました。

 令和3年度主な改正点でございますが、一般競争の最低賞金30万円から32万円にするとともに、各クラス賞金の見直しをいたしました。

 また、地元馬活性化対策として、他地区交流競走であった名港盃、マイル争覇、梅桜賞の3競走を東海地区限定の重賞としたこと、新たにプレステージ競走7競走を東海地区限定の準重賞として新設しまして、地元馬が十分活躍できる競走を多数用意することといたしました。


② 次に、名古屋競馬に強い馬を呼び込み、負の連鎖を断ち切る必要がある。そこで、2歳馬入厩や JRA 競走への出走を支援する奨励金等の予算はどのように反映されているのか。また、奨励金についても、新型コロナウイルスの影響で、本来受けられるはずの支援が受けられない状況があったと聞き及んでいる。新年度予算案ではどのように改善されているのか。

(答弁)

業務部長

  平成30年度から実施しております、2歳馬を馬主が購入するための費用40%を補助する新馬登録奨励金制度の継続、2歳馬初出走時の出走奨励金の増額、新馬戦1着賞金の増額、新馬戦特別手当の新設、名古屋競馬デビュー馬能力向上奨励金の継続、強化育成奨励金の継続、中央競馬指定交流競走出走奨励金等の継続等の施策を行うことにより、在厩馬の確保に努めてまいります。


③ 最後に、厩務員の人手不足は深刻であります。第三期競馬活性化計画の中間検証報告でも、厩務員一人あたりが抱える頭数が多いため、厩務員の負担が大きいこと、また、JRA と比較すると坂路が無いなど、調教設備が少ないことから、地方競馬の強い馬づくりが進んでいないとの報告がある。そこで、厩務員の人手不足等の問題に対し、どのような取り組みを推進しているのか。

(答弁)

業務部長

  調教師が新たに厩務員を1年以上継続して雇用した場合に120万円を給付する制度として新規雇用厩務員奨励金制度、また、調教師が雇用する厩務員の社会保険料本人負担分の2分の1を補助する厩務員就業促進給付金制度等、働きやすい環境づくりに引き続き努めてまいります。


要望
再来年度は、170方式等を見直していただき、2着以降の馬にも、十分に賞金がいき渡るような制度にご尽力をお願いしたい。

(170方式とは、5着までの獲得賞金の配分割合を示し、1着馬が100とすると、2着から5着までの入賞馬が70の賞金を獲得する方式で、他場と比較すると大井や川崎、船橋では、190方式と、2着から5着までの馬に賞金がいき渡るような方式が採用されている)

2月議会が閉会いたしました

こんばんは。

ますだ裕二です。


1ヶ月以上に渡り開催された2月定例議会が

本日閉会となりました。



愛知県の新年度当初予算額は一般会計で約2兆7163億円と当初予算としては過去最大となり、

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、県の収入が約1600億円の減収見込みと大幅に減る中、基金の取り崩しなどで財源を確保し、新年度予算が成立いたしました。

上記、当初予算のほか、ひとり親家庭の生活支援のため追加で提出された特別給付金の予算、約2億1600万円など、すべての議案が全会一致で可決成立しました。

教育・スポーツ委員会が開催されました

こんばんは。

ますだ裕二です。

今日は、
教育・スポーツ委員会が開催され、たくさんの先生方からご質問をいただきました。


(敬称略)

岡 明彦(公明党)
◼️SNS相談について
◼️県立学校の魅力化について

西久保 ながし(新政あいち)
◼️高校生の就職について

谷口 知美(新政あいち)
【議案質疑】
◼️総合教育センターの移転について

中村 竜彦(自民党)
◼️栄養教諭の配置について

今井 隆喜(自民党)
【議案質疑】
◼️にしお特別支援学校建設費について

川嶋 太郎(自民党)
◼️特別支援学校における障害対応機器等について

神戸 洋美(自民党)※議長
◼️アジア競技大会について

横井 五六(自民党)
◼️教職調整額4%について(要望)

県当局からも、各質問に対し、前向きな答弁がなされていました。