ちょっと恥ずかしい気がしますがアップしておきます。それでは・・・。
IBMA極真会館は、極真会館増田道場を母体としております。
IBMA極真会館は、大山倍達が創設した極真空手を核に、発展拡大した様々な極真空手の道場と同様、大山倍達先生の教えを大事に考えています。
しかしながら、時代と共に修正しなければならないところがあることは、師である大山倍達先生が一番良く知っていたのではないでしょうか。
大山先生が亡くなる数ヶ月前に、私は本部に呼ばれました。
そして、「若い人達が中心になって極真空手を改革しなければいけない」といわれました。その時、「私の願い、夢は、極真空手が世界最高の空手になることです」と、僭越ながら答えてしまいました。
若い頃から、少々不遜なところがある自分を、私は恥ずかしく思っています。しかしながら、極真空手に対する愛情は、誰にも負けないつもりです。
ゆえに、極真空手を学んだすべての人が和解し、大山先生の遺志を継ぐために、協力し合う日を私は夢見ています。
私は門下生に言います。「極真空手は武道空手だ」「武道空手とは、人と社会に貢献する人材を育成する修行の手段だ」というように。
それには、勝負の結果よりも、勝負に内在する理法を学ぶこと。また、武術の修練に内在する、心身の活用法を修行の中核にしなければならないと考えます。その理想は、それを活かし、人生を楽しんでいくことではないでしょうか。
私自身も未だ未熟な修行者です。しかし、空手道の門下生と共に、自分自身を拓き、少しでも大山先生との約束を果たすべく頑張りたいと思います。
