さいたま市の着物ファン応援隊、master_minminです!
着物イベントボランティア&日本着物スタイリスト協会認定着物フォトスタイリストでもあります。
(「着物フォトスタイリスト®️」は登録商標で、協会に認定されないと名乗れません)
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ワタクシ主催の
2019年2月15日(金) 13:30より開催
門外不出!ぶっちゃけ着付け師トーク大会
で出た話で
「大規模な着付現場で気をつけることは?」
というトピックがありました。
これに対する回答は、
・お客様の荷物が混ざらない事
(靴も紛失しないよう、用意したビニール袋に入れて、ご本人の荷物の中に入れます。大手の場合、「ショッパー」と呼ばれる大きな袋に一人一人名前などのタグをつけて着付小物を入れておきます。中身を出したら、お嬢さまの靴や脱いだコート、服などを入れるのです)
・導線の取り方と誘導のしかた
かなと思います。
一度、私の行った卒業袴の着付けで、着付師の荷物がお嬢様の荷物に混ざった事がありました。
もちろん、お嬢様同士の荷物が混ざらないか、も細心の注意が必要です。
また、トラブルになりがちなネックレスなどアクセサリーの紛失に関しては
1. 着付時には外さないでもらって、着付後に自分で外していただく
2. ビニール袋などを用意して、その中に入れ、さらに「お荷物のここにいれますね」とご本人に見せながらしまう
3. スマホやアクセサリーを入れる為のプラスチックのカゴを使っている現場もあり。(カルテ(ヘア、着付けの開始時間と終了時間、担当を書くシート)、とカゴはお嬢様に持って動いていただきます)
などなどの対応があるようです。みなさんトラブル防止に気を使っているようです。
また、誘導の人が慣れていなくて、着付室の中に手の空いている着付け師さんがいないのに、どんどん部屋に入れてきて困ったケースも。
私は着付け補助で現場に入ることがありますが、お店の方が誘導に慣れていないときや、「着付室内の誘導お願いします」と言われた場合は、自主的に誘導に回ります。
誘導が一人いるかいないかで、現場の流れが変わります。
そして、ここで大事なのは「着付け師さんが着付けに集中できる環境を作れるか?」(小物が足りない、など鏡の前から動かなければならない状況は誘導スタッフがカバーする)
です。
今年自分が入った現場は、ヘアメイクが押したので、何人かのお嬢様には帯の手前までやってからヘアメイクに回っていただくなど、工夫しました。
同時並行で複数人のお支度をする現場では、進捗状況の確認と、時間を節約する工夫はとても大事です。
ちなみに、大手レンタル会社の着付けは、鏡なし着付け。着付室から出るところに確認用に1枚あるだけ。でもそこで気に入らないとなったら、お店のスタッフさんが着せ直しもする
!という話でした。そこでは
・振袖30分
・袴20分
これが、「おめでとうございます」のご挨拶から、「行ってらっしゃい」まで。
なので、袴は実質11-12分で着付けるとか。
着付教室をしていらっしゃるその先生は
着付けは
・手早く、綺麗に着付ける
その次は
・苦しくなく、着崩れない着付け
その次は
・さらにスピードアップ
の順でレベルが上がる、とおっしゃっていました。
さらなるスピードアップ、、すごい世界だ!!
また、大手レンタルの着付けでは、お客様へのアンケートに「体感時間」という欄があるそうです。(着付け師さんへのフィードバックを回覧させていただきました!)
「実際の時間」ではなく「体感時間」で聞いているところが、お客様目線の工夫を感じました。(着付け時間が長くて疲れた〜〜、のか楽しかったから時間もあまり気にならなかった〜〜、は満足度に違いが出るはずです)
その着付け師さんの担当のお客様は、だいたい30-40分と書いていましたので、標準的な範囲かと思います。
また、他の着付け師さんで「キツくないですか?とは聞かない。慣れない着物がキツく感じるのは当たり前。"痛くないですか?"とか"苦しくないですか?"と言うようにしています。」のご意見も。
こういうちょっとした言葉かけを要所要所でするのはとても大事ですね!
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トーク大会レポ2:着付け師に技術以外に必要なもの (2019/2/17更新)
トーク大会レポ4: その他の話題
(2019/2/18更新)
※会場は有楽町線の東池袋駅すぐ、「あうるすぽっと」の会議室でした!
