青赤も緑も両軍共調子の悪い時期に、東京ダービーがやって参りました。
スタジアムに着くと試合前から熱狂の渦で今季一番の声量でした。
ホーム側は完売ビジター側もほぼ完売で、味スタ開催のホームゲームでは37,424人と真夏の鹿島戦の次にお客さんが入りました。
下級ソシオの整理番号が後ろの方だった為やっとこさ座席に辿り着くと、ドリンクホルダーにビニール袋が入っていました。
FC東京の場合コレオは大一番の時にしかやらないので、コレが大一番で負けられない試合というメッセージです。
青か赤のビニール袋を膨らませてスマホライトでかざせば、スタジアムの左側は青と赤のキレイな空間が出来上がりました。

スタメンには室屋と高がダービーに間に合わせて復帰しました。控えには小柏も復帰しました。代表帰りのブラボー御大もスタメン入りです。
コレは朗報でしたが、試合が始まると序盤からFK2連発が有ったりと東京Vペースでした。
時間と共に徐々にFC東京も攻めれるようになってきましたが東京Vの守備は組織的で固く、波状攻撃は有ったもののなかなか決定機を作れません。
逆にポスト直撃のミドルを喰らいましたが、春のダービーとは違い失点せずに前半を0-0で折り返します。
ベンチには小柏とかもいるので後半に期待♪と思っていると、ヒアンが下がる前に大仕事をしてくれました。
スンギュのゴールキックをヒアンが競り勝って頭で繋ぐと、抜け出した長倉がアウトがかったオシャレなループで先制します。
85分の男(笑)が60分で決めてくれました。
その直後にヒアンと遠藤がお役御免で下がり、小柏と恵允がピッチに入ります。
攻めるしかない東京Vもアタッカーを入れ替えて、攻撃の圧を高めようとしてきます。
稲城のダービー男染野が下がってくれて良かったと思いがちですが、水戸から入った寺沼はデカく元吹田の福田もよく動き回るので油断は出来ません。
終盤はアディショナルタイムもわからない位にバチバチになっていましたが、無事に凌ぎ切って1-0で試合終了。

近年は何かと引き分けの多い対戦カードでしたが、90分で決着が付いたのは2008年以来との事でした。
実はその時のFC東京の監督は、ラブリーなムービングフットボールで当時人気が有った現東京Vの城福監督なのです(笑)。

試合が終わると長倉神のヒーローインタビューから始まり、勝ちユルネバに長倉のシャーと続き、その後はチャントの嵐でどんちゃん騒ぎでした。
(イメージ)

そのお蔭で試合の翌日は、バモス疲れが溜まってダルかったです(笑)。
負けられない相手に勝利して、この勝利で残留争いが楽になりました。
ダービーの次はクラシコです。
こちらは難敵ですが、敵地で勝ち点を拾ってJ1残留をもっと盤石にして欲しいです。