先日銀座のソニーパーク(旧ソニービル)で、TM NETWORKのTM NETWORK 2025 IPを観て来ました。


TMネットワークと言えば、当時のハイテク機器を駆使して昭和の時代に21世紀を感じさせるような近未来的な音楽が好きで昔よく聴いていました。
まるでサーバー室のようにうず高く積み重なった電子機器類に生演奏を加えた重厚な音楽からは、既存のロックとは一味違う凄さを感じました。
当時のテレビや雑誌では日本で○台しかありません!とか○万円かかっています!…とか、TMさんの機材が紹介されていたような事も何となく覚えています。
キャリア初の展示会との事で、知的財産としてアプローチして音楽哲学を紐解いていくと言ったコンセプトはいかにもTMらしいです。
銀座のソニーパークが、TMネットワークのパビリオンと化していました。

中に入ると、着用衣装が展示されていて歴史を感じます。
1980~90年代のものだと考えると、保存状態の良さに驚きました。

音楽雑誌の切り抜きも、1986~1994年まで揃っていました。
CITY HUNTERのエンディンク曲GET WILDの大ヒットで一躍有名になりましたが、その前の時代も素晴らしい曲が沢山有ります。

また主要曲を視聴できるコーナーも有りました。世界のソニーがついているので、プレーヤーもヘッドホンもハイレゾ音質でした。

シティーハンター(GET WILD)と機動戦士ガンダム逆襲のシャア(Beyond The Time)は、独立したコーナーが出来ていて別格です。
その他にもアニメなどのタイアップが意外と多いのですが、吸血鬼ハンターDが無いのが意外に感じました。


GET WILDとシティーハンターの世界観をイメージした、射撃シューティングゲームのコーナーも有りました。コントローラーも振動するのはプレステの技術です(笑)。

変化球的にウチのタマ知りませんか?とコラボしたコーナーやグッズ販売も有りました。
TMさんのTMは「タイムマシーン」だと信じて疑わなかったのですが、メンバーが多摩地方出身で「多摩」から来ていると聞いた時にはぶっ飛びました。コレはタマ繋がりの企画でした(笑)。


下の階に下りると、全4曲で約20分の上映が有りました。
世界のソニーがついていますので大型スクリーンは画質も音響も良く、床面は楽曲に合わせて振動してソニック感を味わえます。
Self Controlだけがリリース年が1987年と古いですが、21世紀になって改めてMVを見ても古さを感じず凄いです。


更に下の階に下りると、メンバーの使用機材の展示が有りました。
世界のTKのシンセサイザーは人気が有って、1台だけ触る事が出来ました。音がプロ仕様で凄かったです。
ただ流石に、YAMAHAのDX7やEOSなどはありませんでした(笑)。


今回のイベントを通じて、自分の中でTM NETWORKの事を思い出しました。
あと1年早く思い出していれば昨年は40周年記念イベントが色々と有ったそうなので悔やまれますが、興味と時間が合えばまたTMさんを観に行きたいです。