今回の主役は男子のダービーマッチではなく、女子サッカーです。
いまさら感が強いですが(笑)、先月今季初のWEリーグ観戦に行って来ました。
この日は所用で赤羽にいたので本業の試合には間に合いそうになく、西ヶ丘を覗いてきました。
今季から猶本さんと塩越さんと楠瀬監督が浦和女子から日テレへ完全移籍して、この美人過ぎる大型移籍には業界が騒然としました。

スタジアムに着くと、試合前から熱かったです。
試合前からスタジアムDJが塩越選手のチャントをお願いします♪と言い出し電光掲示板に歌詞が表示されると、ベレーザのサポさん達が歌い出します。

昔浦和(男子)にいたポンテ選手みたいなチャントで、浦和側からは指笛が聞こえて来ました。
猶本さんはベンチ外でメインスタンド上の関係者席にいましたが、選手紹介時には塩越選手と楠瀬監督の所でブーイングが聞こえて来て、ちょっと女子の試合とは思えぬ雰囲気でした(笑)。
塩越さんは、昨季の優勝メンバーの中で堂々のトップ下です。
猶本と塩越が居なくなると中盤はいときん辺りが中心選手になって来るのかなぁ?と思っていましたが、その伊藤美紀さんがトップ下でプレーしていました。
イトキンのCKから丹野が流し込んで、僅か4分で浦和女子が先制して、これが決勝点になりました。

なお柴田さんと安藤さんはベンチスタートで、栗島さんは海外移籍しました。
また中盤の選手ではありませんが、遠藤さんや石川さんも今季から海外です。
日テレちゃんは塩越以外の所では大体お馴染みの選手ばかりですが、浦女の方は目が慣れるまでに時間がかかりました。
攻めるしかない日テレ側は攻撃の圧を強めて来ますが、浦女側も選手交代でよく凌ぎ切っていました。
浦女さんの方は交替で入ってくる選手にも初見の選手が多く、目が慣れるまでに時間がかかりました(笑)。

この日の主審は、あの山下良美さんでした。
後半日テレの選手がいい位置で倒されてココからFKかなぁ?と思っていたら試合を流しました。
倒れ方が激しかったけどボールには行っていたし…と妙に納得させらましたが、普通の女子の試合でしたら取る感じのプレーでしたので意外でした。
山下主審御自身も男子の試合や国際試合を経験されて、結構流していた所を見るに国際基準に変ってきたのかなぁと感じました。

1-0と浦和女子の勝利で試合が終わると、猶本選手&塩越選手と楠瀬監督が古巣に挨拶へ向かいました。
涙を流す塩越選手、終始笑顔の猶本選手、深々とお辞儀する楠瀬監督、と三者三様の姿が非常に印象的でした。
日テレ側は昨季の優勝メンバーに、塩越さんがトップ下に加わり今季も強いです。
浦女側は昨季までの主力選手がガラリと入れ替わり一気に若返りましたが、代わりにチャンスを掴んだ若い選手達が活躍していて強いです。


そして明日には、禁断のダービーがもう一つ有ります。
浦和女子のサブGKだった福田さんが、大宮女子の正GKとして活躍中です。
こちらの美人過ぎる期限付移籍にも驚きましたが、いよいよ明日になりました。
女子版さいたまダービーが熱い試合になって、女子サッカーがもっと盛り上がって欲しいです。