松山千春さんのコンサートに初めて行って1年が過ぎた。
この時はまだ引っ越し先も確定しておらず、家内のお腹の具合は心配だったのを思い出す。
あれから1年、月日は早い。
約2年前から自分たちを取り巻く状況は激変した。
まず、突然の家内の直腸がん宣告。
そして、心配ながらも腹腔鏡手術を終えた後、地獄に突き落とされた縫合不全の発症。
がんセンターの看護師たちは家内の助けを全く無視。
死にかけになってようやく大慌て。
CRPも30オーバーであれば、否応なく対応せざるを得ないだろう。
その後の詳細は以下にあるので割愛。
壮絶な人生はある。
ナチスドイツのホロコーストから生き延びたフランクル博士は、「それでも人生にイエスと言う」という本で、人生に対しての姿勢を表現した。
なかなかこの心境に至るのは至難だが、何事に対しても「イエス=肯定」して進んでいくのが、魂を磨くためにこの世に生まれてきた私たちの使命かもしれない。
ジョンレノンも、オノヨーコの作品に小さく「イエス」が書いてあったのがきっかけになって一緒になったという。
いまを「イエス」とする。
すべてはそこからと思う。
すべてに感謝(感謝は現状を「イエス」とする姿勢から生まれてくるのではと思った)。