普段からチームの中で心掛けていることなのですが、僕はチームが強くなるためには選手1人1人が高い「セルフイメージ」を持つことが最も大切だと思っています。
「自分の頭の中で描ける自分以外の姿にはなれない」という言葉があるように、頭の中に高いセルフイメージをもてない選手はハイレベルにはなれません。
なぜなら、人の体を動かしているのは、自分の脳だからです。
だから、高いセルフイメージが必要なのです。
そして、それは普段の練習や試合の中で常に指導者と選手が対話して作り上げていくもので、以前、指導者は選手の未来を描く能力が必要だと話しましたが、そのイメージを選手と正確に共有していなければなりません。
お互いのイメージがピタッと一致していて、目指すべき最終的な姿に日々近づいていくことが、その選手のプレイヤーとしての成長であるからです。
チームとしても同じことが言えます。
イメージを共有したその選手たち1人1人が、どうチームの中で機能し、どんなスタイル、どんなカラーのチームになっていくのかをチーム全員が共有すること。
指導者と選手はもちろんですが、監督とコーチにとっても大変重要です。
というより、そこが一番共有できてないといけませんので、頻繁に話し合いが必要でしょう。
県大会まであと2週間、うちでも日々コーチと最終イメージの確認が・・・
2人の頭の中のイメージがピタッと一致して、そのシミュレーションで勝利を確信し、後は最終調整で選手たちとそのイメージを確認して、「うん、これでよし!」となったときこそ、今年のシューティングスターズが夢を現実化する時かもしれません。