また「スラムダンク勝利学」に話は戻ってしまいますが、読まれた方は第23章「コーチの資質」というところを覚えていますか?
その中で辻先生は「コーチの資質」をこう表現されていました。
COACHの頭文字を取って、
C : Comprehension(理解力)
O : Outlook(前途の見通し)
A : Affection(愛情)
C : Charactor(人間性)
H : Humor(ユーモア)
が必要であると。
もちろんすべて納得できることなのですが、特に最後のHumor(ユーモア)に関しては、その通りだなぁと改めて共感したのです。
辛いことをずっと辛い空気のままやるのは心身ともに疲弊します。
そこにちょっとした「間」と「ユーモア」があれば心がリフレッシュできるんです。
それも指導者の人を惹きつける魅力の大きなポイントだと感じます。
「うちの監督(コーチ)、おもしろいよ~!」って言葉が、選手や保護者の口から出るようなら、「やり~っ('-^*)/」って思っていいかも。
真剣にプレイの流れを話している最中に、急にオヤジギャグを言って、一瞬子供たちが凍りつくと、「笑うとこじゃバカモン!」って笑わせたり、ベンチから立ち上がってコートの選手に怒声を浴びせたあと、戻り際に保護者に向かって笑って舌を出すとか、誰もがウケるセンス抜群のあだ名をつけちゃうとか・・・( ´艸`)
Humor(ユーモア)は指導者の「人を惹きつける」技なのです。
ノールックパスのような意表を突くナイスプレイを!