先日のとても嬉しい出来事について話したい。
今からちょうど10年前の教え子たちから、突然メールがきた。
その内容と言うのが、大学4年生になり就職を間近にした今、卒業の前に同期の皆で監督に会いに行こうという話になったと言うのだ。
そのくだりの中で最も嬉しかったのが、「やっぱり僕らの原点は守恒クラブ(その当時僕が監督をしていたチーム)であり、監督なんです」という言葉だった。
思うと、僕はその言葉を聞くためにミニバス監督を続けてきた!と言っても過言じゃないくらいで、それほどその言葉は胸にグッと来て嬉しかった。
教え子たちに今までずっと言い続けて来たことだが、『「coach」という言葉の語源は「馬車」だ。「導く人」という意味がある。
つまり俺はただ単にお前たちにバスケを教えればいいという存在じゃない。
お前たちが俺とバスケに出会って、そこで得た価値観を元に、これから先どう生きて行くのかを見届ける義務が俺にはあるんだ!』と。
そんな教え子たちが、大事な節目に俺を訪ねて来てくれる。
これほど嬉しいことはない。
来てどうだったかって?
懐かしい話に花が咲き、結果はわかってるのに昔の試合映像に一喜一憂して、人生哲学を真剣に話して・・・あっという間に時が過ぎました。
彼らとは一生の付き合いだと確信したのです。
やっぱりミニバスは俺の生きがいだ。