人材開発の業界では、大きなイベントが幾つかあります。その中でも最大級なイベントが、7月7・8・9日とありました。『HumanCapital2010 』です。

展示会来場者数は1万4千人を超え、大変な盛況でした。わが社のブースにもたくさんの人が足を運んでいただきました。御礼申し上げます。


ノブのCool Life

わが社の誇る講師の方々です。お世辞ではなく、各分野において超一流と思います。人材開発業界で数社を経験して、たくさんの講師と出会ってきましたが、私見ではありますがTOPだと思いますよ~

ブースの前に立ち止まって、講師紹介パネルを眺めていたお客さまもたくさんいましたね~


ノブのCool Life


ご存知、リ・カレントの癒しであり、僕のブログアドバイザーのSAIKO女史です。今回のイベントでも大変お世話になりました!感謝!


来年は7月6日からだそうです。組織も自分も、成長するぞ~

自慢ではありませんが、僕は中学時代から20年間、だいたい3日に1冊のペースで本を読んでいます。年間120冊とすると20年間で2400冊にもなってしまいます。かなりの量です。

とてもそんなに置けないので、数年に1回ずつ、在庫一斉処分を行っています。今はブックオフというとっても便利な買い取りシステムがあるので助かります。


20年間で数回繰り返された在庫一斉処分ですが、処分されずに残される本があります。何度読み返しても価値が変わらない、正に「座右の書」になっている本たちです。今回は、そんな座右の書の中から、珠玉の1冊をご紹介します。

孫子の兵法 (知的生きかた文庫)/守屋 洋
¥520
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Amazonでは残念ながら画像がありません。初版は1984年です。僕は中学1年生の時にこの本を手にして以来、線を引いたり書き込みをしたりして、何度も読み返しています。中学生でも読めるくらい、とても読みやすい本です。名著です。

著者の守屋 洋先生は、中国古典の研究者で、孫子以外にもさまざまな本を執筆しています。孫子だけでなく、韓非子、孟子、老子、孔子などなど、中国古典は、2千年以上の歴史がある、人類の知恵だと思います。今後ますます発展する中国と付き合う上でも、中国古典は必読ではないでしょうか~

ちなみに、座右の銘にある『激水之疾、至於漂石者、勢也』は 、孫子の兵法から取っています。読み方は「激水の疾くして、石を漂わすに至るは勢なり」と読みます。

『川が石を押し流すのは、その川の流れに勢いがあるから』という意味ですが、つまりこれは、「戦争はダラダラとやるのではなく、勢いをつけて一気にやり遂げてしまうべき」ということを指しています。

これは日常の仕事にも当てはまりますよね。たとえば資料を作成するときとかは、ダラダラと作るのではなく、集中して短時間で一気に仕上げてしまうべきです。結局その方が、生産性が高いんですよね。

孫子はたとえ話を使いながら、非常に平易な言葉で真理を解いてくれます。まさに知恵の結晶だと思います。

一度お読みくださいませ。

書店に行くと、たくさんのビジネス書がありますね。その中でも特に多いのが「自己啓発」というジャンルです。勝間某さんとか、○歳までに~とか・・・ こんなにたくさん出ているということは、それだけ市場ニーズがあるということ・・・ みんな、勉強してるんですね~


今日は、そんな自己啓発本の中でもちょっと異色な本のご紹介。とくに大学生から20代にはおススメしたい本です。

若者よ、マルクスを読もう (20歳代の模索と情熱)/内田 樹
¥1,575
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昔々、カールさんというおじさんがいました。カールおじさんは、若い人たちに、山で芝刈りをさせたり、川で洗濯をさせたりしている「経営者(資本家)」は良くない、と感じていました。安賃金で朝から夜まで働かせ、一方的に解雇をする。労働環境が悪く、過労死する人もいる。経営者はゆっくり出勤して、接待と称して会社のカネで飲み食いして、億単位の給与を貰っている。こんな理不尽なことはない!

そう憤慨したカールおじさんは、イギリスの国立図書館で一生懸命勉強をして、当時の経営モデルを標準化し、経営者が一方的に労働者を酷使している現状を明らかにしました。

やがて、カールおじさんはお友達のエンゲルスさんと一緒に本を出版しました。『資本論(Capital : a critique of political economy)』という本は、20世紀に大きな影響を与えました。


カール・マルクスは間違いなく、20世紀の歴史に大きな影響を与えた思想家・社会学者・経営学者であったと思います。しかし大変残念ながら、ソ連崩壊を機に、マルクスの研究は廃れ、最近の若年層はマルクスを知らないという人までいます。


この本は、そんな若者向けに書かれた、カール・マルクスの入門書みたいな本です。なんでマルクスなの?という点としては、単純に「教養」です。最近の若年層は、ウィキペディアなど調べていっぱしの聞きかじりを取り入れ、自らの主体的意見を持たない。「~が言っているから」というエセ権威主義に陥っている、としています。

まあ、岩波文庫から出ている「資本論」は、大変読みにくい本ではあるので、面倒くさいというのもあるでしょうが、『現在の日本社会が「社会主義的」と言われる理由な何か?』という問いに対して、自分の意見を語れないのであれば、真の意味で資本主義国家とは言えないのではないでしょうか?


個人的な意見ですが、内定者研修に「資本論全巻読破」という課題を出すのも良いと思います。下手なロジカルシンキング研修よりも遥かに論理的思考が身に付くと思います。TOPは嫌がると思いますけど・・・