自慢ではありませんが、僕は中学時代から20年間、だいたい3日に1冊のペースで本を読んでいます。年間120冊とすると20年間で2400冊にもなってしまいます。かなりの量です。
とてもそんなに置けないので、数年に1回ずつ、在庫一斉処分を行っています。今はブックオフというとっても便利な買い取りシステムがあるので助かります。
20年間で数回繰り返された在庫一斉処分ですが、処分されずに残される本があります。何度読み返しても価値が変わらない、正に「座右の書」になっている本たちです。今回は、そんな座右の書の中から、珠玉の1冊をご紹介します。
- 孫子の兵法 (知的生きかた文庫)/守屋 洋
- ¥520
- Amazon.co.jp
Amazonでは残念ながら画像がありません。初版は1984年です。僕は中学1年生の時にこの本を手にして以来、線を引いたり書き込みをしたりして、何度も読み返しています。中学生でも読めるくらい、とても読みやすい本です。名著です。
著者の守屋 洋先生は、中国古典の研究者で、孫子以外にもさまざまな本を執筆しています。孫子だけでなく、韓非子、孟子、老子、孔子などなど、中国古典は、2千年以上の歴史がある、人類の知恵だと思います。今後ますます発展する中国と付き合う上でも、中国古典は必読ではないでしょうか~
ちなみに、座右の銘にある『激水之疾、至於漂石者、勢也』は 、孫子の兵法から取っています。読み方は「激水の疾くして、石を漂わすに至るは勢なり」と読みます。
『川が石を押し流すのは、その川の流れに勢いがあるから』という意味ですが、つまりこれは、「戦争はダラダラとやるのではなく、勢いをつけて一気にやり遂げてしまうべき」ということを指しています。
これは日常の仕事にも当てはまりますよね。たとえば資料を作成するときとかは、ダラダラと作るのではなく、集中して短時間で一気に仕上げてしまうべきです。結局その方が、生産性が高いんですよね。
孫子はたとえ話を使いながら、非常に平易な言葉で真理を解いてくれます。まさに知恵の結晶だと思います。
一度お読みくださいませ。