富士ベッド工業株式会社【代表取締役社長 小野弘幸】の評判は? | トータル・トレンド ~まことのブログ~

トータル・トレンド ~まことのブログ~

美容、企業評判、ライフスタイルなどのオールインワン情報サイト

心地よい眠りを導くために寝具の研究開発を行っているのが「富士ベッド工業株式会社」です。
特に枕にこだわっており、ユニークで実用性の高い商品が数多く揃っています。
そんな富士ベッド工業株式会社とはどのような会社なのか、事業内容やこだわり、社長である小野弘幸氏について解説しましょう。
 

■富士ベッド工業株式会社とは?

時代に合わせた寝具づくりを行っているのが富士ベッド工業株式会社です。
1957年に創業して以来、寝具の研究開発に注力してきました。
主要取引先には西川・田村駒・大和紡績・帝人フロンティア・旭化成アドバンス・MNインターファッションなどの有名企業が名を連ねています。
主力は枕で、創業間もなく考案した「ツーウェイピロー」は日本初の機能枕として実用新案登録されています。
このツーウェイピローがきっかけで西川との取引が始まったとのこと。
 

・枕へのこだわり

富士ベッド工業株式会社の売上の半数以上を占めるのが枕です。
「ツーウェイピロー」のヒットにより枕製造に注力し、より一層の研究開発を行ってきました。
創業から60年以上経った今も枕に対する探究心は衰えず、日々研究開発に邁進しています。
長年の研究開発で培った知識と技術、データを基にして、お客様の視点に立った枕づくりを心掛けているとのこと。
また、安心で安全な寝具の提供をするため、製品品質には徹底した検査と検証を行っています。
富士ベッド工業株式会社にて品質検査の際に用いられる測定器は次の通り。

◎空気圧式測定機
◎枕選定測定機
◎筋肉の硬度計
◎体圧測定機(Xセンサー)
◎枕高さ硬さ測定機
◎サーモカメラ
◎寝返り測定

様々な測定機器により検査検証を繰り返し行うとともに、東京工業大学と連携した独自の測定機器の開発や公的機関による検査なども実施しています。
このような徹底した検査によって品質を保証する多くのエビデンスを保有しているといいます。
 

・自社工場内には枕博物館が併設

富士ベッド工業株式会社は2022年、自社縫製工場を新設しました。
工場では縫製・充填・配送までをワンストップで行うが可能に。
さらに工場内には研究設備と枕博物館も併設されているそう。
枕博物館に展示されているのは、富士ベッド工業株式会社が資料や調査研究のために収集した様々な時代の枕です。
古代から現代まで、時代ごとの枕の変遷を見ることができます。
日本のものだけでなく、中国やアフリカで使用されていた枕もあるとのこと。
富士ベッド工業株式会社の公式サイトにて珍しい枕の動画解説も行っています。
 

■富士ベッド工業株式会社の事業内容

富士ベッド工業株式会社

 

富士ベッド工業株式会社の主な事業は枕の研究開発です。
しかしそのほかにもいくつか事業を展開しています。
 

・布団やカバー、ペットグッズの研究開発

枕と同様に布団やカバー類といった寝具の製造販売も行っています。
データを基に体型や寝姿勢を考慮した布団の開発や、睡眠時の快適性を追求した素材を用いたシーツやカバーなどを手掛けているそう。
また、ノウハウを活かしてペット向けのベッドなどの商品も開発。
動物病院の先生からアドバイスを受けており、機能性はもちろん、デザイン性にも優れた商品開発に取り組んでいるとのこと。
 

・「cocochi factory」の運営

富士ベッド工業株式会社では、眠りに悩むすべての人へ快適な睡眠を提案するブランド「cocochi factory(ココチファクトリー)」を運営しています。
忙しい現代人は睡眠時間が限られがちなことから、少しでも快適に心地よく眠れる寝具の企画開発・販売を行うために立ち上げられました。
「心地よい毎日を全ての人に」をコンセプトに、枕を中心に展開しています。
cocochi factoryで一番人気なのが横向き寝専用枕のYOKONEGUです。
YOKONEGUには特許構造である「二階建て構造」が使われており、横向き寝の際に腕や肩にかかる負担を軽減してくれるそう。
素材や形状にもこだわっており、老舗寝具メーカーらなではのノウハウが詰まった商品といえるでしょう。
 

■富士ベッド工業株式会社が目指すものとは?

富士ベッド工業株式会社が掲げる経営理念は「心地よい毎日をすべての人に、私たちは日々創造します。」というもの。
シンプルでありながら、寝具メーカーの核心をついているといえます。
心地よさの感じ方は人によって違うため、すべての人に向けて製品開発をするのは難しいです。
しかし富士ベッド工業株式会社は、あえて挑戦しようとしています。
 

・相互信頼を大切に

富士ベッド工業株式会社の精神を表す言葉が「信頼」です。
取引先や協力工場、社員といった関わるすべての人から信頼され、また信頼し合う相互信頼が何よりも大切だというのが富士ベッド工業株式会社の考え方です。
また、同様に販売する商品が社会に信頼されることを目指しており、そのためには質の高い商品を開発・提供していくことが重要だとしています。
 

・「心地よさ」と「睡眠」で社会の発展に貢献

富士ベッド工業株式会社は枕を中心とした寝具を扱うメーカーとして、睡眠の観点からの社会貢献を目指しています。
心地よさという目に見えないものを探求しなければならないことから、品質や発想の豊かさを重視しているそう。
さらに、社員には睡眠のスペシャリストといわれる睡眠環境・寝具指導士の資格取得を推奨。
この資格取得により、これまでの経験や知識について確認や修正をすることができるとのこと。
 

■富士ベッド工業株式会社の基本情報

富士ベッド工業株式会社について詳しくみていきます。
 

・会社概要

◎社名:富士ベッド工業株式会社
◎所在地:〒145-0062東京都大田区北千束2丁目17番10号
◎TEL:03-3726-1541
◎FAX:03-3726-1559
◎URL:https://fujibed.com/

 

◎代表者:代表取締役社長 小野弘幸
◎設立:1964年3月21日
◎創業:1957年2月1日
◎資本金:25,000,000円
◎X(旧Twitter):https://x.com/CocochiFac6348
◎Instagram:https://www.instagram.com/cocochi.factory_official/
◎YouTube:https://www.youtube.com/@cocochifactory2931
 

・富士ベッド工業株式会社の沿革

創業時はマットレスの製造販売を行っていたことから「富士ベッド株式会社」としていました。
和室で使用するベッドマットレスだったそうですが、当時の日本はまだベッドというものがあまり浸透しておらず、枕の開発へ移行することに。
マットレスの材料を用いて開発されたのが日本初機能枕実用新案となる「ツーウェイピロー」でした。
小売価格は800円で、現在の価格に換算すると10,000円にもなる高額な用品でしたが、その品質の良さからヒット商品となります。
その後は布団やベッド用品、ベビー用品なども手掛けるように。
現在では自社縫製工場を構えるまでに成長しました。
 

■富士ベッド工業株式会社の社長は小野弘幸

富士ベッド工業株式会社の代表取締役を務めるのは小野弘幸氏です。
どのような人物なのか調査してみましたが、残念ながら経歴やプロフィールといった情報を見つけることができませんでした。
あまり露出がないことから、業務に専念しているのだと推測できます。
 

■小野弘幸氏はSNSをやっている?

小野弘幸氏についてプライベートに関する調査も行いましたが、こちらも残念ながらSNSアカウントなどは見つかりませんでした。
公式のX(旧Twitter)やInstagramでは商品に関する企画や情報が頻繁にポストされているので、情報発信は公式アカウントがすべて担っているのでしょう。
YouTubeチャンネルでは、新設された縫製工場の紹介動画にて小野弘幸氏自らが工場内部の案内をしている姿を見ることができます。


創業60年以上の老舗寝具メーカー「富士ベッド工業株式会社」について解説しました。
睡眠は人生の3分の1を占めるといわれており、寝具の果たす役割が重要だとされています。
富士ベッド工業株式会社では、心地よい毎日を過ごすには心地よい睡眠が欠かせないとして枕を中心とした寝具の研究開発を進めているとのこと。
質の良い、独創性のあるアイテムが次々と登場しており、今後が期待される企業の一つといえるでしょう。