ハローキティとルービックキューブがコラボ!株式会社サンリオ【代表取締役 辻朋邦】はどんな人? | トータル・トレンド ~まことのブログ~

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50年分のハローキティデザインが楽しめるルービックキューブが2024年10月に発売します。
ともに50周年を迎えるハローキティとルービックキューブのコラボにより実現しました。
 

■「ハローキティ50thルービックキューブ」が2024年10月に発売

ともに50周年を迎えるハローキティとルービックキューブがコラボレーションしました。
2024年10月中旬に発売が決まったのが「ハローキティ50thルービックキューブ」です。
 

・ハローキティ仕様の特別なデザイン

通常は6色カラーですが、コラボ商品はすべてのマスにハローキティがデザインされています。
販売パッケージの段階では1974年から2024年までの年代順にハローキティが並んでいます。
年代順にそろえるのはもちろん、お気に入りのデザインを並べるなどの楽しみ方ができるのがこの商品の魅力です。
専用スタンドが付属されており、遊ぶだけでなく飾って楽しむこともできます。
 

・RUBIK’Sのロゴも特別仕様

コラボ企画ということで、おなじみのロゴも特別仕様に。
中央の「RUBIK’S」ロゴのマスにはハローキティのリボンがデザインされています。
細かいところまでこだわって制作されたルービックキューブは2024年10月中旬の発売予定です。
本体とスタンドの他に、デザイン紹介シートが1枚付属しています。
 

■誕生から50年を迎えるアイテム同士のコラボ企画

今回のコラボ企画はともに誕生50周年のアイテム同士ということで実現しました。
今から50年前の1974年は、日本が高度成長期を迎え様々なカルチャーやファッションが生まれた時代です。
キャラクターや商品も次々と登場しましたが、現代まで変わらぬ人気を維持しているものはそう多くありません。
子どものころに親しんだキャラクターやアイテムが変わらない姿で存在し続け、また手に取る機会に恵まれるというのはとても稀なことです。
50年の長い時間をかけて多くの人に愛されてきたアイテム同士だからこそ実現できたのだといえるでしょう。
 

ハローキティはどんなキャラクター?

株式会社サンリオのキャラクターであるハローキティはどんなキャラクターなのか、詳しくみていきます。
 

・本名はキティ・ホワイト

「キティちゃん」の愛称で親しまれているハローキティの本名はキティ・ホワイトです。
明るく優しい女の子で、ミミィという名の双子の妹がいます。
双子を見分けるポイントはリボンの位置です。
キティちゃんは左の耳、ミミィちゃんは右の耳。
公式プロフィールでは出身はイギリス・ロンドン郊外で、身長はリンゴ5個分、体重がリンゴ3個分とのこと。
英語で子猫を意味する「キティ」という名前とその見た目から、猫のキャラクターだと思われがちですが、あくまでも「猫をモチーフにした2本足で歩くキャラクター」なのだそう。
 

・家族やボーイフレンドの設定も

ハローキティの特徴として家族やボーイフレンド、友達などが細かく設定されている点が挙げられます。
双子の妹ミミィだけでなく、パパとママ、おじいちゃんとおばあちゃんについてもプロフィールがあります。
ボーイフレンドのダニエルに至ってはキティちゃんと変わらないほどの設定が設けられており、人気のキャラクターです。
また、キティちゃんには多くの友達がおり、それぞれに名前と性格の特徴があります。
このような細部まで丁寧に作り込まれていることが人気の理由なのかもしれません。
 

・最初は横向きの座りポーズのみだった

今では様々な服装やポーズをしているキティちゃんですが、最初のころは横向きに座ったポーズで固定されていました。
初めて立ち上がったのは登場から2年ほど経った1976年とのこと。
これによりポーズにバリエーションが出て活躍の場が増えていきます。
その後は顔のみのデザインや、ベビーバージョン、リボンの代わりに花を飾ったバージョンなどが次々と登場し人気を博します。
 

・カラーリングも時代で変化

キティちゃんの歴史をたどると見えてくるのがカラーリングの変化です。
1970年代のキティちゃんには赤・白・青・黄の4色ほどしか使われていませんでした。
輪郭も黒でクッキリ描かれており、レトロでおしゃれな印象です。
1980年代に入ると輪郭がなくなり、カラーも柔らかい雰囲気に。
使用されるカラーの種類も増えていきます。
メインカラーも赤ではなくピンクが使われることも多くなりました。
時代に合わせてデザインやカラーリングを変化させられる柔軟さが、支持されるポイントなのかもしれません。
 

■ハローキティがコラボに積極的な理由

 

ハローキティはコラボの多いキャラクターとしても知られています。
今回のようなアイテム企画はもちろん、作品やアーティストなどともコラボすることも珍しくなく、その積極さから「仕事を選ばなすぎ」などと言われてしまうことも。
 

・過去に話題となったコラボとは

ハローキティによるコラボでは、キティちゃんが扮装したデザインが用意されることが一般的です。
平たく言えばキティちゃんのコスプレとなるわけですが、その思い切りの良さに度々話題になりました。
人気漫画の「ポプテピピック」や「銀魂」、ロックバンドの「KISS」や「XJAPAN」のYOSHIKIなどのアーティストともコラボを果たしています。
ご当地グルメや名産品の姿になることもあり、その衝撃的なビジュアルから「もう少し仕事を選んだ方がいいのでは」との声も上がったほどです。
 

・サンリオがコラボに積極的な理由とは

ハローキティが積極的にコラボ企画を行っていることについて、サンリオの辻信太郎社長(当時)が株主総会で発言した内容が話題となりました。
それが「もし知っているお店で、いい商品やおいしいお菓子があるのに、実はお店では売れていないということがあれば、株主様の方からお店の方に、商品にサンリオのキャラをデザインしてみたらどうか提案してみてください。そうすれば商品が売れるようになりますから。うちはお助けビジネスですから」というもの。
正確には総会終了後に辻社長と株主とで会話をする時間での発言だったそうですが、この話がツイートされるや否や大きな反響を呼びました。
 

・仕事はしっかり選んでいる

コラボに積極的な理由が判明したものの、それでもやはり仕事は選んでほしいと思ってしまうのがファン心理というものでしょう。
しかしサンリオによればコラボ相手はきちんと見極めており、NGラインも定めているそう。
それが包丁などの刃物類とバトル要素のあるゲームです。
人を傷つけてしまう要素のあるアイテムは作らないし、コラボもしないとのこと。
また、キャラクターが暴力をふるう場面は絶対に描かないとのポリシーにより、バトル要素を含むゲームについてもNGとしているそうです。
それ以外はおおむねOKということになるため、端から見ると「仕事を選ばなすぎ」と思えてしまうのでしょう。
 

■ルービックキューブの歴史

今回ハローキティがコラボしたルービックキューブは、同じく1974年生まれの立方体パズルです。
しかし最初からパズルとして誕生したわけではありませんでした。
どのような歴史があるのでしょうか。
 

・生みの親は建築学の教授

ルービックキューブはハンガリーで生まれました。
作ったのは建築学の教授であるエルノー・ルービック氏です。
発明者の名前がそのまま名称になっています。
ルービック氏は建築学に欠かせない3次元幾何学について教え子に説明するため、木材で立方体を作りました。
これがルービックキューブの原型といわれています。
 

・パズルとして楽しめることに気付く

ルービック氏は自らが制作した木製の立方体に色付けを行いました。
それぞれの面に違う色を塗り、マスごとに回転させられるように改良します。
すると一度バラバラにしてしまうと復元することが難しいことに気付き、パズルとして成立するのではないかという考えに至ったそうです。
 

・2年間で1億個以上も売り上げる大ヒット

ルービック氏はまずハンガリー国内で立方体パズルの販売をスタートします。
当時はマジックキューブという名前だったそう。
すると瞬く間に人気となり、世界展開をしようということに。
発明者である自身の名を冠してルービックキューブと改め、売り出しました。
1980年に販売を開始してたったの2年間で1億個以上も売り上げる大ヒット商品となりました。
もちろん日本でも爆発的な人気が出ました。
今なお新商品が登場するなど、定番のパズルゲームとなっています。
 

・公式大会も存在する

ルービックキューブは大人から子どもまで楽しめるパズルです。
じっくり取り組むのはもちろん、ゲームとして競うこともできます。
世界キューブ協会(WCA)が主催する公式大会が世界各地で行われ、様々な種目で参加者が競い合います。
6面すべてをそろえる速さを競う3×3×3部門では世界最速記録が出る瞬間を見逃すまいと多くの人が注目するそう。
日本国内で開かれる公式大会は一般社団法人スピードキュービングジャパンが主催しています。
 

■株式会社サンリオとは

ハローキティをはじめとした様々なキャラクターを手掛けているのが株式会社サンリオです。
どのような企業なのでしょうか。
 

・概要

◎社名:株式会社サンリオ
◎所在地:〒141-0032東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎(ウエストタワー14F)
◎URL:https://corporate.sanrio.co.jp/
◎代表:代表取締役社長 辻朋邦
◎設立:1960年8月10日
◎資本金:10,074百万円(2024年3月31日現在)
 

・株式会社サンリオの企業理念

1960年に創業したサンリオの主な事業は次の通りです。

◎ギフトおよびグリーティングカードの企画販売
◎出版物・いちご新聞の編集と発行
◎テーマパーク事業

これらの事業はいずれも「みんななかよく」というという企業理念を基に行われてきたそう。
親子や兄弟、夫婦や友人、恋人といった仲間と信じあい、仲良く生きていくことが人にとっての本当の幸せなのではないか、という考えによりこのような企業理念が掲げられています。
また、この企業理念を達成するために定めているのが次の3つです。
 

◎ビジョン(存在意義・目指す世界)

One World, Connecting Smiles.
一人でも多くの人を笑顔に詩、世界中の幸せの輪を広げていく。
 

◎ミッション(使命・果たす役割)

エンターテイメントに新たな価値を。
次世代の楽しさや喜びをみんなで共創していく。
 

◎バリュー(価値観)

未来:未来を見据えて行動し、笑顔で仕事を楽しみ続ける。
洞察:時流を洞察し、様々な情報を新たなビジネスへ昇華する。
挑戦:不可能や過去を言い訳にしない。日々、新しい挑戦を続けていく。
責任:社会に新しい価値を提供する、その責任から逃げない。
最大:会社の出す最大値を理解し、個と組織の最大値を連携させる。
賞賛:失敗を恐れず、認め合い、称え合い、高め合う。
 

■株式会社サンリオの社長は辻朋邦氏

株式会社サンリオの代表取締役社長を務めるのが辻朋邦(つじともくに)氏です。

1988年11月1日生まれで、現在35歳。
サンリオの社長に就任したのは、31歳という若さでした。
辻朋邦氏の祖父は、現在名誉会長に就いている辻慎太郎氏です。
慶応義塾大学文学部社会学専攻を卒業し、2014年に株式会社サンリオに入社しました。
その後、企画営業本部副本部長やキャラクタークリエイション室担当などを経て2020年7月に社長に就任しました。
辻朋邦氏は、世界が難しい状況にあるなかにおいても、サンリオによってみんなが仲良くなるよう、世界中の人がひと時でも笑顔になれるようお手伝いを行っていきたいと語っています。
事実、ハローキティは依頼があれば積極的にコラボを行っており、多くの人に楽しさや喜びを提供してくれています。
 

■株式会社サンリオの社長は辻朋邦氏のSNSはある?

辻朋邦氏ののプロフィールは、ほとんど公開されていないようです。
本人と思われるSNSがいくつか見つかりましたが、投稿はされていません。

・Facebook

https://www.facebook.com/tomokuni.tsuji/

・LINKEDIN

https://jp.linkedin.com/in/%E6%9C%8B%E9%82%A6-%E8%BE%BB-65a499b8



「ハローキティ50thルービックキューブ」は、ハローキティとルービックキューブによる50周年同士のコラボ企画です。
2024年10月の発売を予定。
コラボ商品ならではの特別仕様となっており、遊んでも飾っても楽しめるアイテムです。