-お嬢様はアホでいらっしゃいますか-


素敵な表紙イラストと辛辣な新人執事・影山が魅力的でした。
あとは…気楽に読めるって事でしょうか。


文章が主人公の麗子のツッコミも入りつつ…一人称ではないので読みにくかったです。いっそ全部麗子視点にしたほうがスッキリしたと思います。


短篇集でしたが、すべてパターン化していて、事件自体はふーーんって感じです。
謎解きも影山のセリフだけなので、これはミステリーというより、すべて完璧(だと思われた)な令嬢・麗子に丁寧な口調で容赦なく辛辣な言葉を発する影山を楽しめばいいと思います。


軽いテンポだったのであっというまに読めました。
新宿シアターサンモールにてマチネとソワレを観劇してきました。

運良く、マチネは後席で全体をみて、ソワレは一番前(B列だったので当日気付いて感動です)でしっかり堪能してきました。


今回の作品は映像・美術にマット・キンリー氏と照明にニック・シモンズ氏が参加されたので、いつもとは違った雰囲気でした。
いつものシンプルさも好きですが、今回はシンプルさの中にスタイリッシュでオシャレ~な感じでした。サンモールって事を忘れてしまうくらい。


エリックは林勇輔さんと山本芳樹さん。4歳から15歳くらいまで演じました。
舞台ってすごいなぁ…でも話し方やふとした仕種は流石です。
林さんは賢すぎて早く大人になった隙のないエリックで、山本さんは賢いけど対人関係が不器用なエリックでした。

彼の不幸は顔が醜い事だけでなく、人並み以上の頭脳ということ。

母・マドレーヌの苦悩、見世物小屋のジャベールからの仕打ち…と一幕で散々辛い姿を見せられ、二幕でジョヴァンニと出会い、つかの間の人としての幸せ…。ずっと見ていたかった師弟関係。


ジョヴァンニの回想で、凄い不幸を被ったにも関わらず、エリックを責めずに自分を悔いるのをみて、エリックはやはり「誰が何と言おうといい子」だったのだと…この時までは…。


オペラ座の怪人へ続くのは分かっているので、幕がおりた時に胸がいっぱいになりました。

もともとファントムびいきでしたが、これからますます強まりそうです。
(でも映画のファントムはちょっと苦手…)


観劇後、またすぐ観たいと思いました。もちろんもう観られないけど…せめてDVDになればいいのに。
ファントムファンにはぜひぜひみて欲しい舞台でした。
加賀恭一郎、第3の事件。脳内変換は阿部寛さん(ドラマの影響)だったので微妙に年齢設定が変でした…。(ドラマは第8の事件がだったので)


自殺に見せ掛けて殺された妹・園子の真相を探る兄・康正。
犯人は元恋人・佃潤一か、親友・弓場佳世子か?

この作品、最後まで犯人がわかりません。
だから今まで読んでいませんでしたが、今回職場で読みました。

なんと文庫本の袋とじ解説部分が切ってない!
しかも持ち主は未読!(家族の本だから)。
ああ誰かに聞きたいし、言いたいけど……という事でネットで調べました。
便利な世の中ですね~。




まず結論から。

1/2の確率なのに見事ハズレでした(>_<)
推理した訳でなく、こっちであって欲しいという願望でしたけど。


途中、偽造殺人にみせかけた自殺かもと思いました。でも死んだ園子のダークな部分を知った時、犯人はどちらかであって欲しいなと………自殺だとせつなすぎます(ノ_・。)
園子のダークな行動はやり過ぎ感があるものの、責められません。

ホントは犯人の殺意の真相が知りたかったです(相手を愛してるからとかは何か違う…)。
でも犯人も犯人じゃない方も同情できない行動してるからどっちもどっちです。

まぁ潤一と佳世子は幸せにならないから、それで納得します(´Д`)