映画化したので読んでみましたカチンコ

またまた人に借りたのですけど。

出会い系で会ったOL・佳乃を殺してしまった祐一。
その後、同じく出会い系で会い、自首しようとする祐一に、一緒にいたいから逃げようと言う光代。

簡単に言うとそういうお話です。


祐一の幼なじみが、祐一は「起承転結」の「起」と「結」しかないと言っていますが、まさにその通りで、祐一は不器用すぎ。

祐一の心遣いとか人となりは一切他の人に伝わってないのです。

読者にも接した人たちから断片的にしか分かりません。
不器用でコミュニケーションが取れないから、あのラストなのでしょうね…。
う~~~ん…って唸るしかないラストです。

あのラストなら光代は幸せにはなれないし、後ろ向きの人生のような気がしました。


そもそもあの出会いで、なんでそんなに強く惹かれあうのか、その過程がよく分かりませんあせる

特殊な状況で、吊り橋の心理か何かの愛情でしょうか・・・はてなマーク



坊っちゃん大学生・増尾は変わらないだろうけど、友達の鶴田は少し変わっていきそうでした。

また、娘を殺された石橋夫婦や、孫が殺人犯になってしまった房枝は、辛く大変だろうけど前を向いて生きていけるという力強さがありました。


人は誰しもその時の対応次第で生き方が変わってくるのだと思いました。

受身ばかりではダメですね。

「ACT音楽劇 泉鏡花 妖しのポップファンタジーキラキラ」を名鉄ホールで観てきました。



…凄いタイトルです汗

確かに衣装はデザインもカラーもポップで妖しい感じでしたね。



AKBを猛烈プッシュした公演だったので、泉鏡花、Studio Life、木の実ナナさんと近藤正臣さんのベテランコンビというキーワードでいち早くチケットとった身としては、逆に軽く後悔していました。


でも5列目センターだったので、楽しまなきゃ損ビックリマーク



ストーリーは鏡花と妻・すずと「絵本の春」「海神別荘」「湯島の境内」「天守物語」。

幕間はAKBのメンバーが歌うからミニコンサートみたいでした。


ストーリーに入り込みにくいから、劇中の歌を増やして、幕間はいらなかったなぁと思います。



AKB・SDNは若々しくて可愛いかったです。普段、私が観る舞台ではあまり女の子って見ないから眩し~い、眩しすぎるっ流れ星(笑)。

特に秋元才加さんは舞台映えする容姿で、天守物語の富姫が綺麗でした。



Studio Lifeのメンバーは普段劇団では見ない若侍姿にうっとりですラブラブ

正統派の皇子や若侍だった松本慎也さんや山本芳樹さんも見慣れない姿で格好良かったけど、人間じゃない役を二役こなした曽世海司さんはやっぱり芸達者ですね。


耽美系劇団で呼ばれたのに曽世さんは全然耽美じゃなかったのもツボです音譜



木の実ナナさんと近藤正臣さんは流石ベテランさんで、二人がいるだけで舞台が引き締まっていました。



狂言回しの宮菜穂子さんと三浦涼介さんはメリハリがあって良かったです。



上演時間が休憩なしの1時間40分とアニメ映画並の短さ……なのにチケット代7500円はちょっと高すぎですあせる



終演後はAKB・SDNとハイタッチパー


時間がかかりそうだったから私は帰ってきたけど、どんな感じだったのかなぁ。

 舞台は16世紀英国。


今まで私が読んだミステリーとの最大の違いは、主人公が命を狙われているということ。

事件に首を突っ込んで、命を狙われる主人公はたくさんいましたが、最初から“その身分ゆえに”命を狙われます。


主人公エリザベスの不安・悩み、そして孤独がとてもリアルに伝わってきます。

エリザベスに感情移入していると、たった4人の従者(キャット、ジェンクス、ネッド、メグ)は一癖も二癖も有りそうで、みんな忠実なのに何だか怪しいです。


 当時、医学と薬物学は密接な関係だった  (訳者あとがきより)


薬草係メグの言動には目が離せません。

彼女はエリザベスそっくりなので、役者でもあるネッドに教わりながら気品をつけていくのもポイントです。

さらに過去が謎!(つまり私はファンなのです)


最初はエリザベス王女に感情移入していましたが、ストーリーがすすむにつれて、高貴な方すぎて庶民の私には理解できないところが多々出てきてしまいました。

例えば・・・いつか指を鳴らすだけで人を動かせるようになりたいとか、秘密会議(王女+従者たち)では「皆平等よ」と言いつつもネッドが口答えすると怒ってしまったり(じゃあわざわざ平等って言わなくても)。


生い立ちを考えれば、プライドを高く持たないと耐えられないのかもしれませんが。


ただ王女についていけなくても、登場人物が謎めいていて楽しかったです。


ラストでメアリー女王がなくなり、エリザベスが女王になるので、彼女のプライドの高さは必要不可欠なものになります。

王室の華やかな部分ではなく、じめっとした感じでしたが、それもまた雰囲気があって良かったです。


ちなみに続編もあるようなので、気になる従者たちはそのまま謎でした。