お好み焼きの再発明 | 研修医ノート

お好み焼きの再発明

さっき食べたお好み焼き↓。

今朝看護師さんが「眠れないから焼いた」と言ってくれました(そして寝不足からの「痛みのない片頭痛」になりました)。

 

↑このお好み焼きは「山芋の代わりに里芋入れる方法」を試してみたお好み焼きです。

 

食べてみたら、山芋入れた時と同じくらい美味しいですね。

 

この看護師さんの家には里芋は腐る程あるが山芋は買わないといけないので、この発見は有用です。

 

ネットで調べてみたら、山芋の代わりに里芋を入れる手法はすでに普及しているみたいです。

 

つまり、この看護師さんの発見は「車輪の再発明」(英語用語で「すでに発明されているものをもう一度初めから発明しなおす無駄な行為」という意味で使われる)とも思われますが、実は車輪の再発明は少なくとも次の2つの効用があります。

 

一つ目の効用はこれ↓。

実は運気を上げるための方法のエビデンスはすでに確立していて、その方法のひとつが「好奇心を持って新しいことにトライし続けること」です。詳しくは↑この過去ブログをご参照ください。
 
二つ目の効用はこれ↓。

東京大学大学院新領域創成科学研究科は中で何やってるのかを13年間東大生やってた僕でもよくわかってないのですが、↑ここの学生は全員、トランジスタやコンデンサなどの部品を自分で組み立ててパソコンを作る経験を必ずします。それがいいのかどうかよくわかりませんが、僕の知っている↑ここの出身者はだいたいみんな社会人になってからいい方向に化けてます。

 

パソコンなんか別にすでに誰でも持ってるのでそれを再発明しても無意味なはずという理屈になりますが、理屈と結果が違う場合には、結果の方が正しいです。

 

パソコン再発明する↑ここの学生が化けるということは、車輪の再発明に何らかの効用があるということでしょう。

 

少なくともこれからのAI革命時代を生き残るために必要な二つの技法↓、ラテラルシンキングとクリティカルシンキングを身につけるには車輪の再発明は必要です。

 
なぜなら、なんらかの情報の真偽を見定めて騙されないためには、その情報を再発明できるくらい仕組みがよくわかってないと無理だから。
 
だから、あなたも勉強続けてね。特に、高校と大学での数学と科学系の科目の勉強は、情報の真偽を見定めるのに必須よ。
 
勉強が苦手なあなたに朗報です。
 
あなたが勉強すべき内容のエッセンスは、だいたいこのブログに素人向け表現にして全部書いてあります。なんてお得なブログだ!