起きたら光を浴びれ
大切!コルチゾール!
コルチゾールは免疫物質を作る副腎皮質ホルモンで、睡眠中のカラダに蓄積されているブドウ糖や脂肪などの熱源を、カラダのエネルギーとして活用するようにと分泌され、働きます。
睡眠中は低く抑えられ、午前3時頃から明け方に最高値に達し、起床後30~60分のあいだに大量に分泌、その後次第に低下していきます。
コルチゾールが早朝に高くなることで、体内にある糖分をエネルギーとして使える形に取り出すことが促進され、夜中何も食べていない後の、朝の血糖値の低下を防いでいるともいいます。
また、起床後の大量分泌の現象は、日中に襲ってくるストレスに対処するためで、起床時コルチゾール反応(CAR)と呼び、ストレス状態をよく反映する反応として最近、注目を集めているのです。
言い換えれると、日中の活動のために眠りから覚めさせる、天然の目覚まし時計のようなホルモンともいえるでしょう。
ベッドに入るときには仕事のことなどを考えないようにして、コルチゾールを減らし、朝は光をいっぱい浴びてコルチゾールを増やしてみましょう。