【ジェンダーギャップ指数】アイスランドが13年連続1位のわけ
ジェンダー平等が世界一進んでいる国
今、世界一ジェンダー平等が進んでいる国は
アイスランドです。
ジェンダーギャップ指数も13年連続で1位です。
ちなみに我らがジャパンは146カ国中116位。
健康や教育の分野では高水準に位置してるけど、
政治と経済が圧倒的に弱い。
アイスランドに限らず、
北欧諸国はジェンダー平等に関しては強くて羨ましい。
女性の休日
とはいえ、
アイスランドも初めから
ジェンダー平等が高水準で
達成されていたわけではありません。
実は、1975年に
職場における格差、性別による役割分担への抗議として、
女性たちが一斉にストライキを行いました。
このストライキは
アイスランドの9割の女性が参加したそうです。
その結果、社会も家庭も大混乱に陥ったそうです。
この、ストライキは「女性の休日」と呼ばれ、
その後も何度も行われていますが、
一番初めのストライキのわずか5年後に
アイスランド初の女性の大統領が誕生しました。
また、
今では公共分野でも経済分野でもクオータ制が設けられ、
女性リーダーが当たり前に受け入れられ、
男性の育児参加も法律で定められました。
「育休中に学び直し」のジャパン
さて、私たちが住む日本では
現在通常国会が開かれています。
そこで、
岸田首相の「次元の異なる子育て政策」という言葉が出てきました。
具体的に何をするんかわからんかったけど、
「徹底的に当事者の声を聞くことから始める」とのこと。
これには正直
「え、まだ声も聞いてなかったん」
とおどろきましたが、
先日出てきた具体施策が
「産休・育休中の学び直し」で
更ににぶっとびました。
ほんまに、声聞いてなかったんや・・
当事者の声
行政に関わってて、
一番の課題やと思ってるのが
当事者の意見を聞かない点です。
障がい者、高齢者、女性、未成年、
町内にいくらでも存在してるのに
彼らのための施策を
彼らの声を聞くことなく想像で進めています。
それが常態化してる。
公園を作るのに子どもに声を聞かない、
子育て支援やのに、子育て当事者じゃない人が決める。
どんだけお金を投入しても
これじゃない感が拭えなくて当たり前です。
私が訴えてるのは、だいたい
当事者の声を聞いてくれということか、
当事者の声を反映する仕組みを作ってくれということばかりです。
決めるのは
自分たちの声が届く人たちばっかりやから
私が何を言ってるのか理解できへんみたい。
いつまで
歓迎されない施策を展開して、お金を無駄につかうんやろう。
という話でした。
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