町長の退職金について ❶ | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

町長の退職金について ❶

さて、紆余曲折ありましたが、町長の退職金について触れておきます。

 

 

 

これまでの流れを押さえておくと、

 

 

❶ 12月議会では田中議員が退職金半減の議案を提出し可決。

 

❷ 町長の拒否権とも言われる「再議」に即日かけられる。

 

❸ 「再議」を話し合っているときに、

  力武議員から

  半減の根拠が曖昧だから、もっと時間をかけて議論したいという理由で

  委員会付託が提案され、可決する。

 

❹ 委員会では、力武議員によって

  「職員並みの掛け率」

  「町長だけでなく副町長・教育長も同様に減額」が提案され、

  意見が出なくなるまで審議を尽くした結果、

  力武議員の提案(以下、力武案とよぶ)が採用される。

 

❺ 1月の臨時議会にて、委員会で決まった力武案を広谷委員長が提案

  賛成多数で可決。

 

 

 

 

 

 

 

 

武田町長の退職金は4年ごとに約1600万円あります。

 

今は3期目なので、すでに2度も退職金を受け取っていて、

今回3度目となる予定です。

 

 

 

住民目線を考えたときに、

これが妥当なものかどうかという議論が

これまでも、議員の中で出ており、

議会でも何度も取り上げられてきました。

 

 

 

だって、東京都産業労働局の調査によると、

一般的に働く人がもらう退職金って

高卒で1082万円、大卒で1138万円だそうです(定年の場合)。

 

 

 

 

 

町長の4年で1600万円は

いくら責任の重い特別職だからといって多すぎる!!

 

それが生活者である住民目線であると判断しました。

 

 

 

 

 

 

とはいえ、

それは本来、町長自身が決めるべきことだと考えていたので

問題意識を持ちながらも

私たち議員は町長の判断を何年も待っていました。

 

 

 

 

その間に、町長は

 

星50万円もかけて制作した着ぐるみかなちゃんを、

文字通りお蔵入りさせていた。

きえたカナちゃん

 

星近隣では2〜300万円程度しか使っていない

町政60周年のお祝いに約1500万円もつぎ込んだ。

【町政60周年事業】修正案が可決されました!

(議会がストップをかけなかったら、どんだけお金が膨らんでいたんだろうか・・・)

 

さらに、

星議員の報酬引き下げを何度も提案してくる・・・

約10年前には

町側の要求を精査して、議会が議員定数を2人分減らした経緯もあり。

そのときに「町長の退職金も見直してくれ」と議会から要求しているのに、

華麗にスルーされています。

(こんな状況やのに、議会が町長の退職金を減らすのに遠慮は無用ですね)

 

 

 

 

 

 

そんなこんなが積み重なって、とうとう退職金減額の提案にいたりました。

 

 

 

 

 

 

 

前述した問題に限らず、

あらゆる問題に取り組むときに、

私たち議員は、必ず住民さんの意見を聞きます。

 

それは、

来賓として訪れたイベントの場であったり、

道端でばったり出会った人であったり、

友人であったり、

SNS上でつながっている人であったり

様々ですが

色々な場所で、色々な方法で声を集めています。

 

 

 

そうやって、住民の声を届けるために私たちは議会にいます。

私たちが住民目線で、町長をはじめとする行政の監視をするのです。

 

 

町長に意見を言える立場の人のうちで町長の任命ではないのは

私たち議員しかいないので

どんなに恨まれても住民目線を貫きます。

 

 

 

 

 

 

 

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