東アジア青年交流プロジェクトでロシアを訪問⑤
日差しが強く30℃を越す中で
旧日本人居留地をめぐります。
旧日本人居留地はウラジオストクの中心地に点在しているので、
歩いて散策します。
まずは、与謝野晶子さんの記念碑。
シベリア鉄道でパリにいる与謝野鉄幹に会いにいくときに
ウラジオストクに訪れたのだとか。
ま、すっごいお金持ちでしたからね。
本願寺跡。
もともとは1890年代に本願寺としての建物が建てられ、
その内の一室を小学校として使用していました。
日本人同士が交流できる拠り所となっていましたが、
日露戦争がはじまって
日本人がウラジオストクを離れたので活動休止となったそうです。
今では建物はなく、記念碑が建てられています。
周辺には日本らしく（？）桜が植えられています。
日本人が営んでいた商店跡。
雑貨屋さんや精米屋さんのほか、
日本へ果物を輸出したりしていたそうです。
こういった小売業や散髪屋さんで生計を立てている日本人が多かったようです。
怪しげな門の中に入っていくと
日本人居住地跡です。
海外にいくと、
同郷のもの同士が集まって情報交換したり
日本語を思う存分使って会話したりって
ストレスを溜め込まないために必要ですよね。
今よりも頻繁に行き来することができず、
ネットもないので情報も少ない中で
お互いに励ましあって生活してたんでしょうね。
横をみると、ダクトをつないでいる労働者の姿。
ジーンズやオーバーオールって、
労働者のために開発された服だとは聞きますが、
実際にオーバーオールで肉体労働に従事している人って
日本では見かけませんよね。
厚い胸板にオーバーオールがかわいい。
日本の新聞社が入っていた建物。
たぶん「浦潮日報」かな・・？
旧日本領事館跡
立派な建物なので、現在は裁判所として使われているそうです。
日本人が暮らしていた形跡が町中に点在しています。
ロシア全体をみてみると、
日本人抑留者が作ったという建物も多く存在するそうです。
大正〜昭和にかけて日本もロシアも激動の時代でした。
そんな時代を通ってた結果として、
ロシア人の親日感情が醸成されてきたのならば、
これからを生きる世代の人たちは
日露の友好関係をより広げていってほしいです。
そういうことを続けることで、
日本の安定した平和につながります。
旧日本人居住区ではありませんがウラジオストクの市役所。
市章はアムールトラの上に武器で要塞を建てたという意味があるそうです。
とっても暑かったので
このころには、もうバテバテ
ウラジオストクいちオシャレな噴水どおりを通ってホテルに帰ります。
この通りを歩いていくと、海に行きつきます。
そんな所もオシャレ通りと言われるポイントかな。
夕食時に一人ずつ自己紹介＆プロジェクトに参加した理由を話します。
ちなみに、今喋っているのは杉並区議の市来さん。
私は・・・黙々と食べていますね・・・
それぞれの人が、どんなお話をしていたかは覚えていませんが
終始和気藹々と楽しく過ごしていたので良しとしましょう。
ウラジオストクでは日が沈むのが夜９時ごろです。
日差しが強いからか、毎日夕日がきれい。
さて、３日目は私的メインイベント
政党「公正ロシア」を訪問します。
つづく
いつも応援ありがとうございます。
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みてね