東アジア青年交流プロジェクトでロシアを訪問①
7月14日から18日まで、5日間の日程でロシアを訪問してきたので、
何回かに分けてご報告いたします。
まず、私が今回参加した
東アジア青年交流プロジェクトのご説明です。
プロジェクトを立ち上げたのは
元衆議院議員の服部良一さんです。
(ウラジオストクにて夕食時にプロジェクトへの想いを語る服部さん)
以下、HPより
このプロジェクトの概要は以下のとおりです。
これからの時代を生きる東アジアの若者同士で友好関係を築き平和を作っていくことで、政府間の外交では解決しきれないわだかまりを解消するのではないかとのことです。
そして、それはすぐに引退する世代間ではなく、若者を主軸に進める必要があるのではないかとの考えから「青年」という単語がプロジェクトの名称につかわれているそうです。
私自身としては・・・
平和で安心して暮らせる社会は
自国の利益だけを追求しているだけではつくれません。
全体がよくなるための活動を継続することが必須課題。
そのためには、face to face での交流や
他国の歴史的・文化的背景を肌で感じ取ることは
有効な手段だと考え、プロジェクトに参加しています。
*このほか、プロジェクトに関する詳細はHPをご参照ください。
*会員&サポート会員も募集しています。
今回、ロシアを訪問するにあたって事前勉強会が開催されました。
シベリア抑留、北方領土や日露関係のことは
知らなかったことが多く、とても勉強になりました。
特に、私が印象に残ったのは以下の4点です。
①
プーチン大統領がこれまで遅れていた
極東エリア(ウラジオストクやハバロフスクあたり)の開発をしようと
真剣に考えていること
②
北方領土問題は鈴木宗男氏の努力もあり、
以前は2島返還で進みそうだったが、
保守系の勢力が4島同時返還にこだわったことや
宗男氏逮捕によって外交が混乱したことなどが邪魔をして
話が滞ってしまった経緯。
いまは時代が変わり、
4島同時返還にこだわる保守の勢力も弱まっていることや
プーチンが「引き分け」による決着を呼びかけていたこと。
北方領土問題について、これから予測される動きについて。
③
シベリア抑留者が60万人以上もおり、
死者が5万5千人にも昇ることや
抑留地はロシア全土に広がっていること。
抑留に関する全貌はまだまだ不明な部分も多いこと。
④
ウラジオストクと日本は古くから交流が活発に行われており、
明治や大正にはすでに日本人が住んでいたこと。
最盛期には5000人もの日本人が住み、日本人街をつくっていたこと。
こうやって、改めて書いてみますと、
ほんっとうに何にも知りませんね・・・わたし。
今回、プロジェクトに参加することになって
まず、改めて驚いたことは
ロシアは
日本から一番近いヨーロッパであるにも関わらず、
とても情報が少ない国であるということです。
ということで、
ますます、極東ロシアで見たことや聞いたことを
ブログなどでお伝えしなければならないし、
たくさんの人に
極東ロシアについて知ってもらうことで
両国の友好的な関係構築に寄与できるはず。
次回から、
出発から帰国まで
しっかりとお伝えできるようにがんばります
いつも応援ありがとうございます。
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