◆なぜ、ヴィンテージギターは音がいいのか?
・・・と、Yahooで検索してみると、
このように回答が出ます。
【ギターに使われている木が成長して、
鳴り方や、共鳴力が高まる。だから、
渋くてカッコいい音が出ます。】
うーむ・・・そうかなぁ。
【木が乾いてパキっとした音になるから】
とか、
【マグネットの磁力が弱くなって、唯一無二になるから】
とか、
【当時は木材が最高だったから】
とか、
【職人の技術が素晴らしかったから】
とか、
【長年で淘汰されて、いいものだけ残った】
とか・・・。
どれも正しいようで、なんだか腑に落ちない気も・・・。
ただ、弾いてみてわかるのが、
ピックアップのサウンドは、現行品とまるで違う事。
たたら製鉄で刀を作っている方に直接
聞いたのですが、
同じ鉄でも、古いものと現代のもの、明らかな
強度の違いがあると。
日本刀にするための鋼レベルの鉄は
ほとんど流通していないと。
古い鉄を再利用して製鉄されたものなんて、
本当にモロくてダメ。
でも、今はそんな鉄ばかりなんですよ、と。
となると、鉄から出来ているPUの磁石。
その辺りに、ヴィンテージエレキギターの
サウンドのヒントがあるのかも。
ギター自体の鳴り、なんて、
ヒスコレでも素晴らしいけど、
やっぱりアンプ通すと、
全然違いますもんね。
戦争は絶対ダメ、ですが、
ミリタリースペックで作られているスイッチや
コンデンサー、ポットなども、
徹底的な拘りがあるので、
品質が数段上だとか。
そういった様々な要素が
エレキサウンドの違いに
現れているのかもしれません。
こんな素晴らしいヒスコレ。
でも、カスタムバッカーは、
ヴィンテージトーンじゃ
ないですもんねぇ・・・。