◆Fender CuNiFe(クニフェ)ピックアップ/ワイドレンジハムバッカーの底なしの魅力! | mashiro-guitarのブログ

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昭和50年男が、還暦までに50'sヴィンテージレスポールを購入する、それを追ったギタードリーム・ブログです。

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◆CuNiFe(クニフェ) ピックアップの底なしの魅力!

 

今回は・・・

Fenderの話です。

銅・ニッケル・鉄!のクニフェPU。

1973年のテレキャスター・デラックスで、

オリジナルサウンドを楽しんでいます。

 

 

こちらのPUは、1970年代のはじめ。

ハムバッカーの音がスタンダードになり、

よりラウドに、よりノイズレスに!

という時代に、フェンダーが伝説的なGibson

PAFのデザイナー

セス・ラバーを雇って、

作らせたものです。

その名も、“ワイドレンジPU”。

豊かな低音と、クリアな高域。

一定の評価はあったようですが、

1979年のTelecaster Customの生産終了に伴って、

当時の本物のCuNiFeマグネットピックアップは

姿を消してしまいました。

 

それから、見た目だけ真似て

フェンダージャパンなどにセットされますが、

中身も、サウンドも全くの別物。

ここで、いいイメージにならなかった

人も多いかも。

 

 

長らく、本物のCuNiFeのサウンドは、

70年代のUSA製を持っている人しか、

味わえないものでした。

互換性が極端に低いので、

いくら良いPUと言っても、

交換されづらかったでしょうし。

 

 

私は、かれこれ20年以上使用。

もちろん、

20年前は中古のテレキャスター・デラックスなんて、

フェンジャパくらいの値段で売られていました。

ヘッドがラージヘッドなのがダサい、

なんて言われて投げ売り状態。

 

 

いやーーー。

いいんですよ。

特に、バンドのレコーディングなどには最適。

「レスポールだと、何か抜けてこないし・・・

シングルコイルだとベースとの絡みが良くない・・・」

みたいな時に、CuNifeだと、

しっかりギターの存在感が発揮されて、

しかも、邪魔じゃない。

とってもいい!

 

クランチも、クリーンもGOOD!

カッティングにもいいぞ!

 

・・・ということに、

みんな気づいちゃったのでしょうか。

Funk ojisanのお二人が煽りすぎて

しまったからでしょうか。

 

今や、70年代のデラックスやカスタムなんかも

かなり高額になってしまいました。

<とはいえ、ポリ塗装のネックには殺意を覚えますが>

 

 

・・・Gibson派の私。

でも、

絶対に売れない、ギターになっています。

 

近年、遂に再発されたCuNife。

まだ試せていないので、

いつかチェックしてみたいと思います。