輸入住宅最前線


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Now Construction Ⅱ

Now Construction

History 3

DOOM 

History 2

スパニッシュハウス Ⅱ

History 1

スパニッシュハウス竣工 

2024輸入住宅最前線ありがとうございました。

2024年無事業務終了であります。今年も多くの力作をプロデュースできました。特サーキュラー階段二連発は印象的でしたね。造作アートの集大成とも言えるK邸なんかも良い実績になったかなあ と尽きませんが来年も忙しそうなので思い出来にふけるのは今日まで。皆様来年お会いしましょう! 2024輸入住宅最前線ご愛読ありがとうございました。

女性心に響くインテリア

日頃インテリアデザインをする上で女性目線で試行する事が常であるが、それでも「女性心が足りない」とよく言われる。この家はそんな私の男意気を大いにぶっ潰して臨んだシンデレラチックな大作である。まだリビングは家具が入ってないので寂しいがおおよそ雰囲気は伝わってるかな。かなりのスパンが飛んでるので大梁が出てきてしまう。その大梁をデコレーションするのもデザイナーの仕事。折上げ天井は計画にはなかったが やはり有った方が宜しい。尚 折上げの2灯はスファロフスキーである。

キッチンは細部にこだわった本格アメリカンスタイル。トラディショナルは流行遅れか って そんなの関係ねえぜ。

どうです このお風呂。天然石の台です。立上げは樹脂ですが違和感は全くなしの本格アメリカのバスルームです。

このブログをやり始めた頃 「外人になれ!」ってタイトルで記事を書きました。これは洗い場の無いお風呂を作れるか 日本人は日本式なのか じゃあ今から皆で外人になればいいじゃないか 外人になるのに免許も査証も要らないだろ って話しでしたが 覚えてます? ま ついにそういうバスルームを作れるようになったって訳です。めでたし。

洗面もぐっと来る赤で。

こちらもアメリカンスタイルのバスルーム。

何度でも見たくなるサーキュラー階段をもう一度見とこう。

階段の先に見える お これこれ カウチなヌーク。正に女性心を誘う絵づらである。

という訳で軽井沢のK邸の巻きでした。お施主様より家具雑貨の入った完成画が届きましたら また公開します。

お楽しみに。

 

 

 

 

 

家はアート!

さて雅な家の第二話です。外観を彩る沢山の装飾材をたっぷりご覧頂きたいと思います。

NOOK=ヌーク(ヌックとも呼ぶ)は陽だまりを意味しますが、この塔屋は皆さんの憧れの形ですよね。一般には八角形の半分なんですが この家は10角形です。一辺が1600程あるのでとても豪華ですね。上から説明すると 軒下のクラウンは二つのモールディングを組み合わせた巨大クラウンモール。アーチはトリムを巻いて底辺をWINDOW SILL(ウィンドウシル)で納める。幕板は各辺に額縁とその中にオーナメントレリーフ・・・凄い。一階窓はオーソドックスにクロスヘッド、キーストーンも忘れない。ブリックの取り合いも繊細にキメ細やかな艶やかなヌークの完成である。

勿論それにも負けていない正面のファザード。伝統的ジョージアンのフォルムだね。

妻壁は二段重ねクラウンをしっかりつけてオーナメントは「顔」である。この人が誰かはよく解らないのだがちょくちょく登場するアメバレの常連だ。

コラムは40センチの直径でヘッド装飾もいかつい。(実はもっといかつかったのだが半分カットした。)二段クラウンはコラム上のみ突起させ冠を強調。

下台もしっかり装飾。尚、コラム回りはリシン吹き。

中間のバルコニーは大き目のらんかんに幕板は5つの額縁とレリーフの共演。アートですね。

ガレージの上にもビッグなオーナメント。(オーナメントだらけだが・・・)2M近い巾で20センチ近い出幅の、ホントは切妻の中に入るべき代物だがガレージ前も悪くない。

ドーマ。今回は徹底しました。クラウンモールディングの使い方は本格的な手法です。お気づきかと思いますが窓はフェイクです。

そしてこの玄関。オーダーメイドの木製ドアにガラスではなく鏡を取付けオリジナルのアイアン装飾を付けたもの。映り込む景色と一体化しこれまた凄い。(廻りの装飾も説明したいところだがもう十分・・・)尚、取っ手ですがこういう装飾系のものも大変良いと思います。でもこれラッチが無いのでローラーラッチで開け閉めするようしなければなりません。鍵も別途デッドボルトで最近はUSA製の指紋認証/ナンバー認証/ブルートゥース認証のものがトレンドですね。

そんな雅な家の外装いかがでしたか。実に芸術的な装飾は女性ユーザー様方には非常に評判が宜しかったです。

中はお施主様の撮影画像を頂いて紹介しようかと考えています。お楽しみに。

はて・・・・これは・・・・一体。霧の森林にあるミステリーサークル。

一体何でしょうか。

徐々にお話ししていきましょう。

では。

雅!

多少寒くなって参りました軽井沢、ちょっと前の暑さが嘘のようです。10ヶ月程の工期を有して「雅」な家が完成しました。かなり山の方ですが、早くも話題になっています。それもそのはず、この家の装飾たるや私の輸入住宅史の中でも最大級の内容ですからね。貧乏性の私には「いつか迎賓館をつくるぞ!」と言いながら「やり過ぎじゃね」と怖気づく習性もあり、今回は遠慮なく高級志向を求められた施主様へ感謝である。この家の外観も内観も簡単には語れない所があるが頑張って紹介してみよう。

基本はジョージアンなのでファザードは大きな切妻と大きなコラムだ。梁型、軒下モールもたっぷりと。デンティルモールと行きたい処だが華やかなブラケットの連続のモールで「雅」だ。久々の魔除けの「顔」のオーナメントもあり アメバレらしさ満開。詳細はまたの機会という事で。

これまた「雅」なサーキュラー階段。中国は広州の工場で作らせたオーダーメイドだが 遥々検品の成果もあって大成功。アイアンは一体型で高さにもこだわっています。スターターのコラムにはアンティチョーク(市販)のオーナメントと女性心をついたデザインですね、カーペットも真鍮棒でしっかり押さえ キラリとこれまた「雅」。

クラウンモールだけでもかなりの種類を使ってますが、この場面はスクロール(リボン)系で 天井内側も小モール。

まだまだあります。ゆっくり別の機械に紹介しますね。

デッキ塗装を白のオイルステインで塗るって結構勇気がいりますが、これ結構いいですよね。(但し3度塗り)

爽やかな秋の景色にポーチもばえてますね。

そしてお引渡し終了の夕暮れ。

今日は「雅」な夕景でおしまい。

城をつくる

先日ワイドショーを見ていると、現在最も外国人観光が増えた場所は「犬山城」という事だ。実にこの犬山城は私が小学生の頃から好きだった建物で 今の私の住宅デザインのルーツと言っても過言ではない。姫路城や名古屋城などと比べると小さめだが その堂々たる風貌は天下人の手中に納まる程の難攻不落の装いだ。下の絵はなんだか犬山城と同じ顔をしているね。基本日本の城もルーツは西洋から来てる訳で似ているのも当然と言えば当然。

実はその私もこのお盆休みに行ってきましたよ~。うむ とても美しい。

そんなお城を今建築中。

スパニッシュですが格好よくなりますか。

そういえばこの家、完成の中を少しご覧入れましょう。

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