テレビで放映してから、長いこと続きが放映されなくて、
一体、いつ、やってくれるんだーー、って待ちに待って、
やっとの続きが映画で。。。
春高、第3回戦、因縁の音駒との試合。
映像は、素晴らしかったと思います。
ただ..........
全体としては、面白くて良かったとは思うんです。
ただ....................
もう少し、試合の攻防戦をクローズアップして欲しかったかな。
上映時間が80分ちょっとって事前に知って、ちょっと短いな、
それで描き切れるんだろうか?って少々不安でした。
今回の映画は、試合の攻防もあるけれど、何より
人間同士の絡みやドラマ、背景や友情など、
抒情的な面にシフトが置かれている作りになってました。
原作の漫画でもしっかり描かれている内容ではあるんだけど、
それプラス試合の攻防だけに、結構長いんですよね。
コミックスだと3巻くらいに渡って描かれていたように思います。
なので、決められた時間内に納めるとなると、
どこに重点を置くか、って事にはなると思います。
見る人は、大体が原作読んでるか、アニメをずっと
見てきた人なのかもしれないし、それなら、これで十分に
通用するかな、とは思うけど、今まで見た事なくて、
全くのお初!!って人も、帰りのエレベーターで遭遇して、
そういう人にはちょっと分かりにくかったようです。
それでも楽しめたようですが。
キャラの力でしょうね。
主人公をはじめとしたメインキャラ以外の他校の生徒たちも
みんな個性的で魅力的なので、そこがこの作品の魅力でしょう。
バレーボールの試合は、漫画よりアニメの方が分かりやすいので
そこを楽しみに見てるんだけど、かといって試合いっぽんやりでも
疲れて退屈しちゃうだろうから、バランスが難しいのでしょう。
今回の映画は、概ね楽しめたけれど、少しだけ物足りなかったです。