私の耳下腺腫瘍〜2つ目の病院と、耳下腺腫瘍について | まっしゅの耳下腺腫瘍治療ブログ

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30代後半の独女です。
健康そのものでしたが、2018年に左耳に耳下腺腫瘍ができてしまいました。診察から診断、2019年早々に手術…その後の経過まで記録します。
同じ耳下腺腫瘍になった方の参考に少しでもなれば幸いです。

さて、左耳の裏にできた謎のしこりの正体を明らかにすべく、皮膚科のクリニックでもらった病院の紹介状をもって翌週には2つ目の病院へ。

紹介された病院は大きな総合病院の耳鼻咽喉科。

平日にも関わらず多くの患者で混雑していましたが、受付してから約1時間ほどで診察室に呼ばれました。
今回担当してくれたお医者さんは女医さんでした。
左耳を触診したお医者さんはすぐに「おそらく耳下腺腫瘍だと思います」と話しました。


耳下腺腫瘍だったのかー!?
 

ちなみに耳下腺腫瘍についてわかりやすく説明してあるサイトがあったのでご紹介します。
職場の上司や家族にもこちらのサイト情報を共有して説明しました。

 
“耳下腺腫瘍
耳下腺とは耳の前下方にある唾液腺です。耳下腺内を顔面神経が貫いており、この層で浅葉と深葉に分けて呼びます(図1)。耳下腺腫瘍と呼ばれるのはこの部位に生じる腫瘍のこと(図2)ですが、多種多様なものが含まれます。表在性の粉瘤や脂肪腫と間違われて放置されていることもよくあります。

大きく良性腫瘍と悪性腫瘍に分類されます。良性のものとしては多形腺腫、ワルチン腫瘍(腺リンパ腫)、血管腫、脂肪腫、唾液貯留嚢胞、唾石、耳下腺内リンパ節の腫脹などがあります。悪性のものでは耳下腺原発の扁平上皮癌、腺様嚢胞癌、多形腺腫由来癌、および耳下腺内リンパ節への転移性腫瘍などがあります。

診断
診断のためには超音波、CT、MRI(図2)、唾液腺造影、などの画像検査を単独あるいは組み合わせて行います。針生検(吸引細胞診)が行われることもありますが、確定診断に至らないこともあり、最終的な組織型は手術で採取した腫瘍の病理検査にて決定されます。

治療
治療は摘出が基本です。良性腫瘍の場合は腫瘍だけをくりぬく核出術も行われますが、浅葉発生の多形腺腫では核出術よりも浅葉切除(耳下腺亜全摘)の方が再発率が低いとされています。悪性腫瘍の場合は耳下腺全部を切除しなければならない場合が多く、浸潤の度合いによっては表面の皮膚を含めた切除となります。

耳下腺内には顔面神経が走行しています。顔面神経は細く、繊細なため、切除されない場合でも、一過性のものを含めると顔面神経の麻痺はほぼ必発です。顔面神経が温存された場合、麻痺は徐々に回復します。耳下腺全摘の場合は顔面神経も同時に切除されますので、不可逆性の患側半分の顔面神経麻痺となるのもやむを得ません。顔面神経の再建、時期については主治医とご相談ください。

引用:一般社団法人 日本頭蓋顎顔面外科学会 https://www.jscmfs.org/general/disease15.html”
 
顔面神経があるため、一過性のものを含めると麻痺はほぼ必発だってー!?ポーン

女医さんいわく、おそらく耳下腺腫瘍、その中でも比較的割合の多い多形腺腫の可能性が考えられるとのこと。
私のしこりは痛みもなく、少し固めでコリコリしています。

女医さん「良性腫瘍だと思いますが、耳下腺腫瘍は長年放置していくと悪性腫瘍に変異することがあるので手術して摘出した方がいいですよ」「まずは針生検で細胞を摘出して検査しますね」

そんな流れで、私のしこりに針を刺して細胞を取ってもらいました。
ただ、針生検は100%の精度ではないため、手術後に病理検査を行ってはじめて正確な診断がおりるそうです。

それにしても針生検は結構痛かった…
滝汗


診断結果がでるまですこしかかるそうです。
仕事もあるので次回の診察は約2週間後にしました。
 
この日以降、何度も耳下腺腫瘍、多形腺腫についてググって情報収集に努めましたゲロー