今週と来週は6/9に愛知県芸術劇場コンサートホールで行われる、セントラル愛知交響楽団特別編演奏会オペラハイライトシリーズVol.1の、トスカの作曲家プッチーニのエピソードについてお話し致します。
イタリアの作曲家、プッチーニはルッカで生まれました。
彼は容姿端麗でモテ男であり、代表作には「マノン・レスコー」や「ラ・ボエーム」、「トスカ」、「蝶々夫人」などがあります。
1903年に自動車事故に遭い、大腿骨を骨折しましたが、その治療中に糖尿病も宣告され、生涯それと戦うことになりました。
後年、肥満になり、老いに悩む彼は、若返りの手術を真剣に考えたこともありました。
1924年、咽頭がんが判明し、治療の末に心臓麻痺で亡くなりました。
その際、未完成のまま「トゥーランドット」の「愛の二重唱」の楽譜が、彼のそばに残されていたそうです。
そんなプッチーニには嫉妬深い奥さんがいました。
名前はエルヴィーラ。
彼女は家政婦のドーリアが夫と不倫をしてると思い込み、彼女を責め立てて解雇してしまいます。
その後もことある事に責め立てます。
それを気にしたドーリアは服毒自殺をしてしまいます。
その後の検死の結果、彼女は処女だったことか判明します。
エルヴィーラの勘違いで若い女性が亡くなってしまったのです。
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