3/16 おはクラ放送後の呟き | マーシー山本教授のゆるゆるクラシック日記

マーシー山本教授のゆるゆるクラシック日記

マーシー山本のお仕事の報告やクラシック音楽の豆知識をお届けします。

今回は日本語の持っているリズム感についてお話ししようと思います。


日本の文化に俳句があります。

俳句のリズムは、5-7-5音のパターンに基づいています。

最初の行は5音、次の行は7音、そして最後の行はまた5音で構成されます。

このパターンを保ちつつ、季語や自然の風景などを表現しています。


これを拍子で表すと、4拍子だと気付くと思います。
「五月雨を集めて早し最上川」


これを音符にすると以下のようになります。

5.7.5の奇数の音ですが間(休符)で4拍子になっています。

 

外国語のリズムは4拍子ではない場合が多いようです。

例えば、英語とドイツ語は強弱で表現するリズムです。


Happy birthday は単語の頭にアクセントがあります。


日本語は音単位で一語ごと同じ長さで発音します。
フランス語やスペイン語は音節単位です。

 

これは同じ時間の中に音節を入れる話し方です。

言葉はその国のリズムになりその国ね民謡、音楽に大きな影響を与えています。

 

今回の動画

https://youtu.be/rYX2walruC0