【イトゥバ】流し目健在 | 浮浪人間への道 = Road to Groningen!

トーフ君の後に出てきた午後の個体は「イトゥバ」さんだった。

 

出て来てすぐは個体紹介がまだ変更されておらずエサンドワさんか迷った。

臀部が白いのがエサンドワさん、全体的に茶味が薄く流し目をしてくれるのがイトゥバさん。

 

流し目の瞬間に確定させることができた。

 

 

イトゥバさんは千葉に初めて導入された個体だと認識している。

とても愛嬌のある個体で好きだ。

 

まだ10歳にもなっていない。

千葉のスタメン中ではトーフ君が最年長ということになる。

姉御のイトゥバさん、さらに妹分のエサンドワさんと続く。

この日はエサンドワさんには会えずに終わった。

 

このたった1時間はなかなか充実した時間だった。

 

年間を通じて、ハイエナを見ていて一番面白いのは「水浴び」シーンだ。

若い子は特に無邪気に水と戯れる。

この日はそれが見られた。

 

 

ひたすら水で戯れる。

底に沈んだ骨を拾ってかじる。

陸から木棒を咥えて持ってきては、また水で再び戯れる。

 

 

次第に興奮してくる。

ついに興奮して、陸に上がって猛ダッシュを始めた。

ハイエナの全力猛ダッシュはなかなか動物園で見られるものではない。

稀有な光景を見た。

 

 

そういう意味でこの1時間はとても充実した時間となった。

水から出て、平静を取り戻しつつあったイトゥバさん。

もうこれ以上望むものはない。

 

15時で動物園を去った。

 

千葉にも素敵なハイエナが3頭もいる。

改めて、ハイエナはどの子も可愛いと思った。

 

大宮についで近いのに。

もう少し足繁く通えたらいいのに。