9月18日。
日本平動物園にいるブチハイエナ2頭「ツキ」「セレン」に会いに出かけた。
宇都宮同様、久々の訪問となった。
日本平動物園に最期に訪問したのは5月17日。
これまた宇都宮のブブちゃん同様でツキくんの誕生日会以来となった。
ちなみに、その際の訪問は屋久島方面の長旅からの帰路での寄り道となった。
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前日(9月17日)から日本平へ向けて移動をしてきた。
9、10月は山が優先になる季節だが、今年は天気が例年に無いほど雨天が続いている。
予報も曖昧なせいで貴重な山行の好機を逃している。
動物園では見事に晴れてしまった。
動物園は天気が「曇り」「小雨」程度が最適なためこの「晴れ」は皮肉だ。
富士山が綺麗な朝 (山に行けばよかったかも…)
開園から40分経ってから到着した。
久々の対面から午前中ずっとツキセレン2頭はひたすら寝て過ごしていた。
それにしても天気がいい、湿度も30%とある。
風が強めだが、見事な秋晴れ。
ハイエナだけでなく他の動物もこの陽気で寝ている。
園内は初めての平日かもしれないが、来客が少なく静かすぎた。
暇だから寝て過ごして正解。
起きている場合、2頭は互いに意識しているため、時折牽制したり、会話したりする。
今回はその2頭の「歩み寄り」が今まで以上に顕著だった。
午後2時くらいからスイッチが入ったかのように歩きこみをするようになった。
それでも寝に戻ることもあったり。
午後3時を過ぎると歩きこみにも「興奮」が伴うようになる。
ターンするのに飛び上がって、というふうに。
だんだん口も開いてきたり。
ヒートアップしてきているのがわかる。
飼育員の到来を「今か!まだか!」と待っている。
やってくる方向を見定めながら右へ左へ。
夜の部屋に戻してもらい、早くご飯にありつきたいはず。
それが彼らにとって最大の関心事なのだから。
午後4時過ぎに2頭の念願は叶った。
夜の部屋に召喚され、用意されたご飯にガッつく、食後は水を飲んでいた。
相変わらずツキくんの早食いは見ていて笑ってしまう。
ハイエナたちが水を飲むのを見る機会が少ない。
腎臓を病まないように、もっと飲んでほしいのに。
食後、2頭は夜の部屋での窓越しに会話というより牽制したり。
やがて、セレンくんは倒れ込むように寝ていた。
彼らの1日は人間の時間に換算したら3日。
園側は「エンリッチメントしてます」アピールするが、来てみるとそんな活動は最近見ていない。
ほぼ全日、2頭に密着していて思う。
「彼らに何かエンリッチメントください」と。
退屈すぎるだろうなぁ…
毎日が単調で長いはず、ホントにお疲れさま。
【この日の安心事】
ホッとしたこと。
ツキくん特有のいわゆる「自傷行為」が軽減されていたこと。
午後になると症状が出てくる「後ろ脚で前脚を掻く」という動作。
このあとの引き続きの動作、につながらずで終わっていた。
軽度で済んでいるという意味でもある。
「暇すぎてなんとかしてほしい」アピールだと思っているが、意外にもなんとかなっていたのか。
寒くも暑くもない、寝て過ごしやすい日に訪問したせいだろうか?
それとも過去の飼育員氏の見解である「来客が多すぎてストレス」なのか?
【俺はここにいるぞ】
という意味の鳴き声。
whoopというらしいが、すっかり聞き馴染まなくなって久しい。
大宮公園では、今では一頭だけになったキラさんがもうこの発声をしない。
生前のホシくんも最期の1年はほぼ発声をしなかったし、珍しくやってもかつての声量が伴っていなかった。
宇都宮動物園の「ブブ」ちゃんもこの発声をしない。
自分が定期的に訪問しているキラホシファミリーでは日本平動物園の特にセレンくんに負うところが大きい。
この日は、
ツキくん、午後1回のみ
セレンくん、午前午後各1回
計3回
だった。
やはりセレンくんは声が大きく遠くまで届く感じ。
一方、ツキくんは比較的声量が小さく、音高もセレンくんより高い、これは体格(骨格?)差のせいだろうか。
【ビジターセンター内で】
同園ビジターセンター内には受賞した「繁殖賞」などの展示がある。
それを毎回確認している。
ブチハイエナに関しては、当時日本平にいたキラさんの勲章でもある。
キラさんは日本ブチハイエナ界隈のレジェンド。
体の構造上、出産が難しいことで有名なブチハイエナにとって、本当に偉業だったはず。
当時の母親キラさんと長男ツキくん
ちなみに、2頭の今。
翌日(20日)のキラさん (大宮公園小動物園にて)
今日(19日)のツキくん (静岡市立日本平動物園にて)
同日のセレンくん(太った印象)
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暇な時間に正面ゲート付近に設置されている「ファミプリ」を一応チェックした。
驚いたことに以前は無かったブチハイエナテンプレートが有った。
国内では高知県にある「のいち動物公園」に唯一ブチハイエナテンプレートがあった、と記憶している。
ブチハイエナテンプレートがあるファミプリでは必ず撮影に応じることにしている。
というわけで、撮影してきた。
写っているブチハイエナ2頭について。
初見では上がセレンくん、下がキラさんかと思った。
だが、20年前に出園したキラさんを用いるとは思えない…
よく見れば、キラさんも含めてハイエナ女子は顎のラインがもっと太い、写真のハイエナは男子の顎だ。
額の傷がキラさんぽいが、セレンくんにも同様の傷があることから、下の個体はセレンくんだと特定した。
上も下もセレンくんだとすれば、ツキくんに不公平だ。
ひょっとして上の個体はツキくんの可能性があるかもしれないと疑うのだが、背景などを考慮してもセレンくんなのだな。
上の個体


今のところ、上下2個体共にセレンくんだろうと見ている。
キラホシファミリーを自分が見誤るとは思えないが、意外とこの写真での判定は難しかった。
それにしてもセレンくんは意外とお母さん似なんだな、と改めて感心した。
現担当飼育員氏に訊けば疑問解消したはずだが、この日不在だった。
今後、テンプレートに変更があって再びブチハイエナを入れてもらえるならツキくんも採用してほしいものだ。































