



愛車のカブが絶不調のまま3ヶ月が経過しようとしている。
3月は忙しくて放置気味になっていた。
・父の退院が現実的になって慌ただしくなったため
→父の受け入れ態勢を作るために自分の荷物の整理に時間が必要となった
・骨折のリハビリが必要になった
→沢山歩くようになったためカブが無くても不自由を感じなくなっていた
4月は父の退院、西日本旅の準備でカブに専念できなかった。
・失業認定を受けるために就職活動実績を作る必要があった
・本格的な山行に備えて骨折した足が機能するように持ってゆく必要があった
・準備が忙しかった
忙しい理由を並べた、本気を出せば3ヶ月も放置しないで済んだ。
要は気分が乗らなくてカブに専念する時間を持つことが出来なかった。
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「スパークプラグに火花が出た」時までを前回の記事にした。
想定される問題は数通り。
簡単か、深刻でお手上げか、どっちかだ。
深刻な場合とは、例えば…
・オイルハンマー現象(→エンジン全壊)
など。
エンジン内のトラブルは自分の力量ではやれる気がしない。
その場合は、本業のバイク屋に修理依頼することになる。
それ以外なら、せいぜい「キャブ」の問題となる。
もっと単純ならば、「燃料」の問題だけ。
まずは、オイル交換をした。
問題の契機となったカストロールのオイルを抜き取った。
オイルをしっかりと抜いた。
思うところがあって、すぐに新しいオイルを入れないことにした。
エンジンオイルが空の状態で、ガソリンを入れることにした。
いまは「自走しないバイク」の状態にある。
セルフスタンドで自分で給油することはできない。
歩いて転がしながらフルサービスの給油所までガソリンを入れに行った。
ガソリン残量はタンク底から数センチ上。
コックがONの際のギリギリの位置。
コックRESにしてあればまだ燃料は供給される。
RESの状態でこれまでエンジン始動を試みてきたが、ダメだった。
残っているガソリンは2月頃に給油した古いガソリンだ。
古いガソリンでは腐っていなくとも点火しづらい。
理想は古いガソリンをタンクから一掃して、新しいガソリンだけにしたい。
ガソリンスタンドにて。
まず「タンク内の古いガソリンを除去したい」と訴えたが「対応しない」と断られた。
仕方なく、そのまま古いガソリンに新しいガソリンを継ぎ足し、満タンにして帰宅した。
帰宅後、HONDA純正エンジンオイルを規定量投入した。
不調の原因がどこにあるかわからない以上、エンジンオイルを元に戻すことにしたのは当然の判断だ。
これでダメならキャブをバラすことになる。
→エンジン始動せず、しかし始動の気配あり
キャブのオーバーホールをした際に2つの調整ネジの元の位置を再現できるように記憶しなかった。
完全に失念した。
だから、エアスクリューとアイドリングスクリューの2つを微調整しながら探ることになる。
だんだん、エンジンがかかりそうな気配が確信に変わってきた。
アイドリングスクリューを多めに回しておく。
エアスクリューだけに集中できる。
少しずつ、エンジンが回転する時間が長くなってゆく。
そして、ついにエンジンが勢いよく継続稼働する瞬間がやってきた!
「オギャー」と言っているかのようだった。
長らく不調だったエンジントラブルが、この時解決した。
6月11日(木)の夕方だった。
長旅の最中も気になっていた、もう一台の愛車カブのこと。
帰宅してようやく本腰入れて治すことになる。
エンジン始動しなくなって乗れなくなってから2ヶ月以上経ってしまった。
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【不調きっかけ】
3月上旬の事だった。
オイル交換をした。
純正ではないオイルを初めて試した。
新しく買った発電機がきっかけ。
オイルの需要が高まると思った。
2台分を賄うためでもあった。
昨今の物価高による純正オイルの高騰も安いオイルへと決心させた。
そのオイルを注入した際に、やってはいけない事をした。
オイル入れ過ぎ。
規定値を越えていたのはわかっていたが、問題ないだろうと勝手に判断した。
それが問題の端緒となった。
原因がそれだったかどうかは今もって不明。
街乗りで大活躍するカブ。
大宮公園小動物園に出掛ける際に大活躍している。
この日も出かけたが帰路のアンダーパスで渋滞、停車。
停止したところが下り坂、エンジンが前触れなく停止した。
まだ下り始めだったから、押して引き返して手前の地上へ出た。
車載道具での応急処置で治るだろうと思っていた。
エンジンが一向にかからないから、スパークプラグを見た。
問題なさそうだが、携帯している新品にその場で交換した。
大概はこれで治るものだ。
ところが今回は全然反応しなかった。
他にもキャブレターのスクリューを2箇所調整してみたがダメ。
仕方なく、自宅まで4キロの距離を押して歩いた。
カブ、ボアアップ改造して75ccだがこのクラスは車検が義務ではない。
八王子生活の頃を最後に自分で整備点検している。
自分で整備するようになってから初めての深刻な状況に陥った。
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不調に陥ったカブを治すためのトライアンドエラーが始まった。
・エンジンオイルが規定量より多すぎた?
今回の不調でまず思い当たったことはエンジンオイル。
純正でないオイルを初めて使用した。
安いオイルだったこと、慣れていることが重なって「入れすぎても良し」としてしまった。
これがダメだった。
エンジンオイルの入れすぎは最悪エンジンを壊す。
今まで入れすぎたことがなかったが、このことへ認識が甘かった。
カブのエンジンオイルは交換時に0.6Lほど要する。
その量をあらかじめピッチャーに用意しておいて入れるのが通常だった。
ところが、今回は目分量で入れた。
投入口の栓がレベルゲージになっている。
上限値を超えていたが、少しぐらいは問題なかろうと判断したように思う。
オイル入れすぎを悔いた。
入れ過ぎ分を引き抜いた。
上から抜き取ったから、注射器を利用した。
150ccくらい抜いた、オイルレベルゲージ満量の8割まで減らした。
1つ試みてはエンジン始動を試みる。
→エンジン始動せず
どうやら原因は違うところにある。
・エアフィルタ
次なる原因を探る。
ノーマル(紙のヒダヒダ)からタケガワのパワーフィルタ(スポンジ状)を新調変更することにした。
これまで観察してきて吸気が苦しそう。
前回のオーバーホール時(2023年)にNTBのノーマルフィルタに交換していた。
蓋を開けて見たら、全然汚れていない。
ここが原因とは思えない。
→エンジン始動せず
・キャブレター、オーバーホール
現状(レッグカバーを外した状態)
ここからキャブを取り出して、ニードルなどを洗浄してみる。
2023年にこのキャブを新調して以来。
このキャブを分解するのは今回が初めて。
思いの外、綺麗だった。
はっきり言って、ここに原因があるとは思えなかった。
アッセンブルして、再び戻す。
→エンジン始動せず
復帰時に1箇所、マイナスドライバで叩いて傷をつけた真鍮部品があったが…
(影響するかどうか…心配しつつ)
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3月上旬にカブが不調になったことで、近場はひたすら歩くようになった。
この頃、骨折のリハビリで歩きこむ時期となっていたからうまく重なった。
カブが動かないならば歩けばいいじゃないか、と。
ということで、この先しばらく不調を放置することになった。
実際に本腰入れて取り組むようになったのは西日本旅から戻ってからだった。
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5月下旬。
この先どうしていいかわからない。
便利な時代だから調べると情報が出てくる。
特に、カブ主は世の中に多いから、情報がそれなりに出てきた。
まず、現状把握。
スパークプラグから火花が出ているのか?
→スパークプラグ点火せず
これが意外だった。
オイル入れすぎが原因ではないかもしれない、と。
プラグは新品。
点火系の部品を見極める必要が出てきた。
ちなみに、今まで一度も点火系をいじったことがない。
疑わしい部品は新調することにした。
・バッテリー(新調)
キーをさして回すとNが点灯する。
左右ウインカーが点灯する。
つまり、バッテリーは問題ない。
とはいえ念のため、エンジン点火に影響があるのかもしれないと。
→エンジン始動せず
・レギュレータ(レクチファイア)
整流器、安いから新品にした。
→エンジン始動せず
・CDI
2023年のオーバーホール時に交換している。
ノーマルCDIからタケガワの強化CDIへ。
それが故障するとは思えなかった。
同じものを買うなら7,000円近くする、高価な部品である。
今回はここが不具合かどうか調べたい。
だからテスト用のものを、通電すると点灯するからわかりやすい、安価なものを買った。
テスターの導通ランプが点かない。
→エンジン始動せず
原因は別にあるのかと思い、再び古いタケガワのCDIに戻した。
・イグニッションコイル&プラグキャップ交換
最有力不具合候補。
バッテリー電圧から火花が出るまでの高圧に増幅するための部品。
バッテリーを取り出してその奥、位置としてはガソリンタンク下にある。
アクセスが大変。
新品と並べてみた。
プラグキャップもガバガバ。
これではプラグの先端にキャップが密接しない。
だから、プラグキャップも新調した。
→エンジン始動せず
いよいよ困ってきた。
さらなる出費が迫ってきた。
・ステーターコイル交換
新品に交換する。
18,000円した。
ステーターコイルはフライホイールの中にある。
フライホイールを外す必要がある。
そのために専用工具が必要。
今後も使用することから購入した。
・フライホイールプーラー
・ユニバーサルホルダー
中身にアクセスしたのは初めてだった。
まじまじと見た。
結構、錆びている。
・ステーターコイルのマグネット部分
・フライホイール内側のマグネット部分
ステーターコイルは新調するからいいが、ホイールの内側はサビ取りをしなければ戻したくない。
ステーターコイル付け替え、新旧比較。
ホイール内のサビ。
前オーナー時代のものか、自身によるものか。
何度か嵐の際に転倒したことがあった。
その転倒したまま雨水が流入した可能性がある。
今後は転倒させないようにしないと。
サビ取りをして油を塗布した。
戻すに際して、強化磁石で帯磁させている。
→エンジン始動せず
いよいよ困り切ってきた。
これで点火系の切り札がなくなってしまった。
・CDI、再確認
この段階でもう一度CDIを疑うことにした。
テスター用CDIを装着した。
導通ランプが点灯している。
→スパークプラグ、火花出た!
→エンジン始動せず
ようやくスパークプラグからの火花を確認できた。
正直、これが点火系不具合で疑う箇所全て。
あとは断線とかを疑うレベルになっていたはず。
ちなみに、ヒューズは目視で問題ないことを確認している。
点火系をクリアしたら、もう解決は近い。
5月17日
日本平動物園へ。
ブチハイエナ2頭【ツキ・セレン】に会う。
この日、ツキくんの誕生日イベントがあり、参加して祝う。
ツキくんは今年22歳となる。
お父さんのホシくんが昨年2025年7月に死んだ。
推定年齢25歳だった。
オスの個体としては最年長だったと思う。
どうか長男のツキくんにはホシくんを超えてさらに長生きしてほしい。
日本平動物園を訪問する際、そのために遠征しているわけで、夕方まで滞在するのが恒例。
しかし、今回は長旅の最終日。
遅くなるほど帰路が混むからイベントまでとして、早めに立ち去ることにした。
イベントは昼前には終わった。
誕生日イベントをやってもらえることはいいこと。
キラホシの子供達では宇都宮のブブちゃんも同様。
大阪はほとんど行かないからレイくんの状況は知らない。
肋骨2本目以降は食べきれずに寝室に持ち帰っていたツキくんだった。
飽食気味のツキくんに対して、「3本目どうしようか」と飼育員氏も言いながら用意した手前与えていた。
正午には動物園を出た。
この日は日曜日、高速道路が午後ほど混む。
都内を経由して、多少の渋滞程度で帰宅した。
15時前にはさいたまに帰宅できた。
4月23日から始まった長旅が、やっと終わった。
無事に帰宅してホッとしている。
走行距離
帰宅時(5/17): 209,867km
出発時(4/23): 206,053km
今回走行距離: 3,814km
旅をサポートしてくれた愛車サクには感謝しかない。