関東地方は7月20日に梅雨があけた。
本格的な夏になったら山どころではない。
夏山は虫や危険生物だけでなく、立っているだけで熱中症など危険が多い。
だから登らない。
梅雨明け前のことだが、最後のチャンスだと思って登れそうな山を探して出かけた。
このところの山探しは、
・冬雪深いエリア
・比較的高山
・比較的アクセス遠い
・登りにくい (難易度の高さという意味ではない)
というエリアでの百名山を選んでいる。
百名山ばかりを最近は攻めているが、本来的には限定するつもりはない。
今が一番若くて体力があるのだから、体力的難易度が高いところを優先しようと考えている。
今回は頸城山塊を攻める。
頸城山塊とは、「妙高戸隠連山国立公園」に属する山々のエリアをいう。
・雨飾山
・高妻山、戸隠山
・妙高山、火打山
の3日連続登山を計画した。
今回もマイカーで下道だけで移動した。
前日はいつもより早く午後2時に出発した。
道中で氷や食材を買い増し、道の駅で休憩などを挟む。
翌日にスタートする雨飾山登山口駐車場に到着したのは夜10時だった。
登山口は長野県小谷村のほうを選んだ。
新潟県境、富山にも近い。
さいたまからは果てしなく遠かった。
雨飾山に関しては、深刻な道迷いをした。
沢に大きな残雪があった。
残雪を横切ってその先の登山口に入るのだが、見つけられず、出来なかった。
この経験は自分にとって大きなショックであり、忘れ難い記憶を残すことになった。
下山後には温泉が待っていた。
寸志だけで入湯出来た。
2つある登山口のどちらにも温泉があるという。

雨飾山はほどほどの時間で登れる。
急登もあるが、山頂付近が楽園のような笹原が広がっていて雰囲気がとてもいい。
「雨飾の女神」と呼んでいる山頂へ至る登山道

後立山連峰 (白馬岳を中心に)

翌日の登山口に移動したのは昼下がりだった。
道中、戸隠付近の山間部の道は細くて走りづらいものだった。
高妻山登山者無料駐車場に到着。
ホトトギスが鳴き止まない賑やかな場所だが、戸隠キャンプ場、戸隠牧牧場入口でもある。
結構注意書きがある
・沢の増水、渡渉の注意
・戸隠山の危険性、体力次第ではルートを変えるか撤退か
・クマの出没の注意


高妻山山頂から見下ろす戸隠山

乙妻山 (破線ルート)、行かなかった一座

戸隠山から見上げる高妻山

戸隠山稜線はニッコウキスゲが満開

落ちたら死ぬ稜線ばかり

落ちたら死ぬ稜線ばかり2

落ちたら死ぬ稜線だらけなのだが、これでも安全ルートをとった。
戸隠山は危険なルートがわんさかある。
警戒して通らなかった。
高妻山でヘトヘトな状態で通るべきではない、と案内にもある通り。
「蟻の塔渡り」と呼ばれる戸隠山の核心部分(今回通らなかったルート)

高妻山がこれほど過酷な一座だと知らなかった。
誤算だった。
なのに、戸隠山を追加してしまったために盛り沢山過ぎるものに。
夜明けとともに登山を始め、下山は17時。
過去2番目に長い山行になってしまった。
疲れ果てて歩みが遅くなり、時間が押してしまった。
行動が遅くなったから、以後のスケジュールにも変更が出た。
疲労困憊。
これで登り納めようかと思った。
しかし、欲がでた。
疲れてはいるがケガなどの体の痛みはない。
せっかく来たのに妙高山だけでも登って終えたい。
翌日が最終日。
日帰りで【妙高山・火打山】をこなす計画だった。
相当健脚でなければこの二座日帰りは難しい計画。
もはやいまの体調ではこなせないのは明らか。
そこで、計画を変更し【妙高山】だけにした。
ちなみに、妙高山だけでも普通に立派な日帰り登山だ。
次の日の登山口に前乗りすることができなかった。
燕温泉登山口には、素晴らしい温泉があるのだが、前泊して温泉三昧出来なかった。
その代わりに、妙高温泉関川公共浴場大湯を利用した。
大人1人400円、クセのない湯だった。

汗だくの衣類(ゲーターとパンツ)を干している
これらは替えを持っていないからやむなし

18号線県境大橋近く「関川パーキング」での夜、暑くて寝れなかった。

燕温泉、登山ルートに野湯が2箇所ある。
今回は黄金の湯だけに浸かった。

妙高南峰には「妙高大神」が鎮座

妙高北峰には銘板柱がある

火打山

一時間山頂で晴れない火打山を見続けた。
頸城山塊は【火打山】【新潟焼山】などを残した。
いつの日か、再び戻ってくることになる。
下山
燕温泉日帰り駐車場の様子

黄金の湯

ターコイズブルーの典型的名湯だった。
暑くて長湯出来なかったのが残念。
これで頸城山塊を離れた。
山梨を経由して翌昼に帰宅した。
帰路でまたルバーブを買った。
ジャムになった。
出発時: **1,618km
帰宅時: **2,342km
今回走行距離: 724km
燃費計算値: @22.3km(レギュラーガソリン)
最近感じている、明らかな燃費の向上には驚きしかない。
ちなみに、現行のプロボックスの公称値は、以下の通り。
【1.5L ガソリン(2WD): 17.2km/L】
これまでの燃費は中古で購入間もない頃が、一番良くて、それでも@18kmだった。
今回、往復700キロoverをガソリン給油なしで往復出来た。
あり得ないことだった。
以前は出来なかったのに、最近は出来ている。
帰宅前にいつものGSで給油したのは40.5Lだった。
タンクは50Lだから、まだ給油ランプすら点いていなかった、我ながら驚き。
経年車なのに明らかに燃費が増しているのは何故なのか?
・愛車との付き合いが長くなったこと
・無駄な更かしをしなくなったたこと
・タイヤ空気圧をマシマシにしていること(タイヤ溝が終わりかけている、今シーズン限りのタイヤ)
・エンジンオイル添加剤(直近の法定点検で、T氏と最期ということもあり今回限りの謎のサービス)
どれが功を奏しているのか、正直わからない。
省燃費運転の所作が効いているのは間違いない。
それよりも効いているのは、高めの空気圧かもしれない。
空気圧は高過ぎるのは良くないのだが、燃費は伸びる。
今のタイヤを今年最期のシーズンと決めているから、高めにしている。
今回長野県を走行していて「長野」「松本」ナンバーの運転の粗さに驚いた。
小谷村の18号線では追越禁止の片側一車線オレンジ線の道路で「松本」に追い越された。
この辺りは道路が広い。
昼間なのに対向車がいないからスピードを出したいのだろう。
時速60kmでは遅いらしい。
夜は速い速度で走っているのは往路で煽られて知った。
だた道路はアスファルトではなく、コンクリート。
ガタガタで硬いからスピードを出したくない。
それでも、構わず地元ナンバーはぶっ飛ばす。
別件、長野市街近郊にて。
後続の軽自動車のオバサンが車間を詰めてずっと後ろを付いてくるのも参った。
自分の中での「長野」の印象は訂正された。
「イケイケオラオラ」な運転が目立った。
法定速度を守っていれば遅いとばかりにグイグイ後ろから突いてくる。
押せばなんとかなると思っている衆が多かった。
ところが、押されたらこちらは徹底して法定速度を遵守することにしている。
それで追い越されるならば、追い越す側に問題がある。
かつて自分が長野県に一年間住民票を置いていた頃はこんなだっただろうか?
ちなみに、さいたまの近所を歩いていたらたまたま通り過ぎた「長野」ナンバーは横断歩道で止まってくれなかった。
日本一横断歩道で止まってくれる長野県のはずが、そうでもない事を確認した。
最近、行く先々で御当地の運転を批判してばかりいる。
今回も沢山走ってくれた愛車サクに大感謝。

しばらく真夏だから、山は休みとする。