6月22日、土曜日。
6月最終週あたりの連休週末に出かける恒例行事。
今年は最終週ではなく第4週末となった。
本当は土曜日を移動日にして日曜の早朝から、というのが通例。
だが、天気状況を見越して土曜日にした。
土曜の晴天時の酷暑、日曜の土砂降り、どちらを選択するかという状況だった。
予定の朝3時起床、のはずが、出来なかった。
4時起床で支度をして4時半の出発となった。
国道16号を西へ、「圏央道入間」から高速道路を利用した。
6時半過ぎに目的地の白州界隈に着いた。
この日、心配なのは晴天による暑さ。
6時半過ぎに着手というのは遅すぎる。
欲を言えば、5時くらいから始めたい。
ちなみに園主は5時台に来るが、早く来すぎても居ない場合がある。
園主に挨拶して、早速採り始めた。
今年は開園して1週間だという。
本格的に始まっていないせいか、ほとんど手付かずの状況。
取り放題なのだが、早生種に限られる。
とはいえ、晩成種と思われるチャンドラーも完熟手前の実が多数あった。
今回は、開始時間が遅れたため、効率的な収穫を目指した。
つまり、ジャムに向く小粒の完熟果を狙う手間を惜しんだ。
だから、中大粒のスパルタン中心となった。
簡単にバケツを満たすことができた。
楽をしてしまった。
昨年が豊作だったため、今年は少なめだという。
それはそうなのかもしれないが、ほとんど未着手の園内は取り放題。
関係なく、あっという間にバケツ三杯を達成した。
暑さは心配するほどではなかった。
ピーカンではなく、時間を追って雲も出てきた。
助かった。
ところが、これが7月が近い頃になれば違ってくる。
朝の暑さの始まりが早くなって、やってられなくなる。
10時半でキリよくバケツ3杯目を達成したため、本日はこれにて終了とした。
1杯は3kgちょっと、合計で9.6kgだった。
計量ではやはりキロ単価が年々上昇しているのを反映して、少しお高め。
具体的にいくらだったかは書かない。
10年越しの常連であるため、園主と夫人とも仲良くなっている。
だから、色々サービスしてくれる。
ブルーベリー以外のものは、そういうことだ。
その代わり、ブリーベリー代はしっかり払う。
ラズベリーとブラックベリーをお裾分けしてもらった。
自分で摘んだものだ。
これらはジャムに少量入れることで風味を劇的に変化させるスパイスのようなものだ。
ラズベリーは昨年分で試しているが後味が「明るく華やか」。
ブラックベリーは今年これから初めてだが「深みを加えてくれる」という。
夫人の自家製「夏みかん」ジャムも楽しみだ。
昔ながらの品種だというから「ほろ苦さを楽しんで!」ということらしい。
11時には白州を出て、下道での長い帰路についた。
昨夜焼いてきた抹茶とラムレーズンのパウンドケーキを食べながらの移動となった。
寄り道をしすぎて帰宅は深夜になったのだが…
帰宅して夜中に実を洗って水分をとって、計量してパッキングして冷凍をした。
この作業を楽するために、摘み取りは丁寧にすることが大事。
寝たのは3時だった。