小麦断ちをしている。
製菓も製パンも小麦粉を使用しない方針でいる。
製菓でパウンドケーキなどを作る場合は成果が出ている。
だが、製パンとなると難しく、成功した試しがない。
食パン用のアルマイト製の型を買ってあった。
今回の試作で初めて使った。
今回もパン用の米粉を使用しないで挑戦した。
結果、また失敗に終わった。
何度やっても「ブヨブヨでずっしり重たい」ものが出来る。
これを「食パン」と呼んでいいはずがない。
レシピ通りに混ぜた。
水はぬる湯を使用した。
だが、発酵しなかった。
水分が少なすぎると思っていた。
硬い生地が発酵で膨らむはずがない、と思っている。
案の定、膨らまないため水をどんどん増して、生地が緩やかにした。
米粉パンは「ミズホチカラ」という特別な米粉を使って作るレシピが多い。
普通の米粉でしか試していないから、今回も失敗原因は米粉違いのせい、ということになる。
とはいえ、パン用のものを買ったのだが。
レシピがダメだったのか。
水をマシマシにして生地を緩くしたら、一次発酵で生地の2倍くらいに膨れた。
ようやく焼きが始まった。
180℃で40分、230℃で5分。
ちなみに、設定に230℃がなかったため210℃となった。
一晩、冷蔵庫に入れて翌日出したもの。
既にブヨブヨしている。
切ってみても重たい。
味はパンではあるが、食感はもちもちしている。
米かパンか、どっちでもない。
次こそは、言い逃れができないように「ミズホチカラ」という米粉で作る。