2024年始・西日本旅、四国・本州編 | 浮浪人間への道 = Road to Groningen!

1月5日朝。

 

八幡浜港に隣接する道の駅で目覚めた。

天気は良かったが、風が強い朝だった。

 

昨夜のうちにフェリーで四国入りした。

大分県臼杵市から愛媛県八幡浜市へ。

前回は四国から九州へ向かった際に、佐田岬半島先端まで行き、大分佐賀関へフェリーで渡った。

 

今日の目的地は高知県香南市「のいち動物公園」。

ここにも会いたいブチハイエナたちがいる。

 

一人作戦会議、疲労蓄積のせいで八幡浜からの出発が遅くなった。

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ルートを探した。

四国では九州とは異なり、有料道路を一切利用しないことにした。

八幡浜→大洲→内子→久万高原へそこから国道33号に合流し、後はひたすら走るルートに決めた。

 

大洲市街に入るとガスっていた、晴れる日の朝ならでは。

典型的な盆地なのだろう。

大洲では無料区間の高速道路も走った。

 

内子・久万高原あたりの国道379・380号は一部に離合するのに苦労しそうな1車線の道が断続的に現れた。

初めての道でも慣れてくると眠くなる状況にあって、このような酷道では一気に覚醒する。

かつて味わった熊本の酷道は強烈だったが、今回のは短区間で軽い緊張感だけで済んだ。

 

延々と33号線を走り高知市街に入った。

高知市内でも高速道路無料区間を走り、香南市へ。

後は知っている道が動物園まで続く。

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正午を過ぎてしまったが、ハイエナ舎に到着した。

閉園時間の16時半まで滞在し、園を出た。

ハイエナは別記事にする。

 

国道32号線に復帰して北上する。

太平洋から、明日は瀬戸内海に面したしろとり動物園のある香川へ向かう。

 

日が暮れ道中でいつも休憩するのが「道の駅大歩危」。

同駅に到着した頃には暗くなっていた。

しばし食事休憩、湯を沸かし、オートミール主体の食事を済ます。

ちょっとだけ横になった。

 

大歩危で休憩したのは交通量が減るのを待つためでもあった。

21時手前に再び車を走らせた。

翌日のしろとり動物園の近くにある道の駅を目的地とした。

 

ここらの道は32号線から319、192号線(または県道12号線)と中央構造線上をゆく。

そして、318号線で北上したところにある「道の駅どなり」へ。

道が空いていたことと、前をゆく地元の車が爆走していたため追走した。

おかげで随分早く?目的地の寝床に到着した。

 

着いてみれば小さい道の駅。

車は他に二台だけ。

仮眠をとるだけだからトイレさえあれば構わない。

自分には申し分のない道の駅だった。

 

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1月6日:しろとり動物園→とくしま動物園→和歌山入り

 

この日に四国に3か所あるブチハイエナ動物園の残り2か所を巡った。

午前はしろとり動物園、午後からはとくしま動物園へ。

閉園まで居てから徳島港へ。

初めての「南海フェリー」で、初めての「和歌山」へ。

 

ブチハイエナのこと、動物園滞在のことは別記事とする。

 

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南海フェリーは自由席。

いろんな座席があって人は気に入った席に座る。

自分はビジネス席という図書館のブース席のような席に陣取った。

とにかくアドベンチャーワールドを誇る和歌山らしく、至る所にパンダ推し。

 

食事は持ち込むか、自販機のカップ麺とかを買うシステム。

給湯器があるがカップ麺用らしい。

とはいえ、ここでもオートミール食のために利用した。

食後、一部区間ではネットワーク回線が通じたためタブレットを利用した。

 

21時半には和歌山港へ到着した。

初めての場所に夜到着するのは緊張するものだ。

とはいえ、ナビがあるせいで迷うことなく移動できている。

 

とにかく和歌山はガソリンが安い。

出光系列店を探し、1リッター153円で給油を終えた。

いつもさいたまで入れている価格、文句なしの安さ。

 

給油後に「きらくゆ」というスーパー銭湯へ。

土曜の夜だからか、若者が多かった。

さっと湯を出てから翌朝の目的地「天王寺動物園」へのルートを探す。

 

とはいえ、疲れた。

移動は翌朝にするとして、道沿いにある道の駅を探す。

大阪府最南西にある岬町にある「道の駅みさき」で仮眠することにした。

程なくして到着。

 

風が強い夜だった。

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1月7日、天王寺動物園→帰宅

 

早朝から移動した。

国道26号線で大阪中心部へ。

天王寺動物園にゆく際に利用するのが天王寺にあるコーナン駐車場。

ここに駐車して徒歩で園へ向かう。

 

9時半の開園まで余裕を持って到着した。

同園には13時まで滞在して、名残惜しくも去った。

動物園のことは別記事にする。

 

そこからの帰路は長かった。

最寄りのランプから高速道路に入る。

慣れない道で名神へでた。

名神から新名神、伊勢湾岸道、新東名とやってきた道を折り返す。

 

御殿場から先の神奈川の山間部にかけて大渋滞に巻き込まれた。

辛いロスタイムとなった。

圏央道には入らず、東名終点から首都高渋谷線を経由して池袋から5号大宮線を伝って帰路を急いだ。

 

這う這うの体で帰宅したのは22時半過ぎだったと思う。

無事に帰れてホッとした。

 

翌日は成人の日であるが、仕事始め。

今回も過密のスケジュールとなった西日本旅だった。

 

毎度思うが、自分はおろか周囲の懸案の人たち(両親他)が元気でなければ安心してこのような旅はできない。

この先、気軽にできなくなるだろうという気がしている。