タイムカプセル 131 | 向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

櫻葉妄想ブログです。
時折まーくん愛を叫びます(笑)
腐要素ありなのでアラシックで
ご理解ある方のみどうぞ。


昼飯を誘おうとしたら既に外勤になってる
松本に夜また誘うかと。
じゃあおれも外回りに行くか。

会社を出て駅前の立ち食いそばで昼を済ませ
得意先へと向かった。



夕方に会社に戻ると松本はまだ帰ってなくて
少し残業をしていたが戻って来なかった。
さてと、
おれも帰るかな。

久しぶりに大野の店に行くか。




「空いてる?」

暖簾をくぐり横開きの戸を開けると
カウンターには松本の姿。

「なんだよ、来てたのかよ。」

そう言って隣に座ると松本は無言で立ち上がり
すっと戸を開けて帰ってしまった。

「え、なに?どうしたんだよ。」

戸惑うおれを見て大野はひと言


「おまえは昔から鈍かったからな。」


つづく…