クーラーとアイスラテのおかげで
火照っていた頭も身体もようやく冷えてきて
向かい合って座る相葉の顔をじっと見る。
「なに?なんか付いてる?」
美味しそうにアイスを食べる相葉が
スプーンを口に運ぶのを止めて言うから
「いや、美味そうだなって。」
相葉がな…
するとスプーンでアイスを掬うと
はいっておれの口元に。
パクッとスプーンを咥えると冷たいアイスが
口の中に広がる。
「んまいなぁ。」
「ね、美味しいよね。」
ん?
相葉が口をつけたスプーンでアイスを
食ったって事は…
関節キス///
一気に体温が上昇する!
おれは子どもか!!
慌ててお冷を飲み干すのを
不思議そうな顔で相葉が見てひと言
「顔…紅いけど大丈夫?」
「だ、だ、だい、じょぶ。」
ふぅ。
つづく…