談志さんと上岡さんを思い出していた | やせ我慢という美学

やせ我慢という美学

夢はきっと叶う ひとつだけきっと叶う
そのために何もかも失ってかまわない
それほどまでの夢なら叶う
一生にひとつだけ
夢はきっと叶う 命も力も愛も
明日でさえも引き換えにして きっと叶う

文春を図書館で読む。ダウンタウン松本の性加害のことを深めようと思った。

フムフム、こんなものは言い逃れできるものではない。どう考えても黒。事実無根というなら自ら出てきてしゃべったらいいだけの事。そんなことできないですよ。本当のことだから。

かつて横山ノックが選挙中に車中でウグイス嬢に対して性的な加害行為をして問題になったことがあった。その後裁判になって有罪判決が出た。

本人は否定していたが、長年一緒に仕事をしていた上岡龍太郎はテレビで「ノックさんの件ですがどう思いますか」と問われて「うん、おそらくノックさんのことですからやったでしょう」と何の澱みもなく答えていた。

談志さんもその手のことを問われたらごまかさずに答えていた。「SMクラブに行ったと聞いたんですが・・・」と聞かれて「うん、行ったよ。ああいうのが好きなんだ」こちらも言い澱むことなく歯切れよかった。

対して松本人志、何じゃアイツ。もう「わからない」「わからない」「何でも好きに書いたら」「証拠出して」としか言わない。そう言わないといろんなスポンサーとかあるから仕方ないのかもしれないけれど「覚えてない」とか「わからない」はないわ。この時点で奴の信頼度はぼくの中では地に堕ちた。

人間の価値は有事になるとよく見えてくる。他人のせいにしたり知らぬ存ぜぬを繰り返したり・・・見ていられないね。もうアウトですね。

他人のふり見てわが振り直そう。

潔さって人間の資質の中でも最上位に来るね。

それがある人って次の芽があるような気がする。