丸形穴あき銭 室根開珎 當百
室根開珎 當百分類 : 御当地銭/試鋳銭サイズ :直径 54mm、厚さ 4.5mm 量目 : 64.4g 材質 :銅お宝度:◎◎◎◎◎作銭度:下 今回紹介するのは丸形穴あき銭「室根開珎 當百」という大型の銅銭です古色を帯び、粗削りで何とも味わい深い存在感のある銭貨ですね~ぱっと見、北海道の根室に関係する地方銭貨かと勘違いしそうですがどうやらそうではないようです調べてみたところ「文久貨泉」「明治開珎」「胆澤開珎」などと同様鉱山専用の大型銭として仙台領内の同一銭座で製作された物とされていますこうして見ると仙台藩も秋田藩に負けず劣らず興味深い銭貨を生み出しているものですw「文久貨泉」https://ameblo.jp/masatoman1980/entry-12592753334.htmlの銭銘が、年号ではなく領内の文久山という山の名(鉄鉱山)に由来することは以前に述べたとおりですが「室根開珎」も領内の室根という山や地名に由来していると考えられます室根山については、岩手県一関市に位置する標高895mの独立峰で室根高原県立自然公園の中核をなす景勝地であり山頂からは360度の大パノラマが広がり太平洋(気仙沼湾)や岩手山、早池峰山、栗駒山などの名峰を一望できます名所/イベント: ・きらら室根山天文台 ・室根神社 ・室根山つつじ祭り(5月中旬~)なお、鉱山的にみると室根山周辺には、かつて「産金」や「製鉄」で栄えた複数の鉱山が存在していて特に一関市室根町に、歴史的な鉱山跡があり平泉藤原の時代から続く金山で「古金生」「黄金山」とも呼ばれ当時の堀り跡である、すり鉢型の窪地が残っていますまた、同地域では、かつて「三枚山鉱山」で鉄普通角閃石などが採取された記録もあります