70世紀の人類…オリオン・ミッションNO328 | ヘミシンクピンポンパン

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しかし宇宙連合はそれが最終的には正しく伝わり、人々を覚醒に導くことを信じている。私は、スター・ウォーズは嫌いだった。マンガでステレオタイプ。あんなものによくもまあ、世界中が熱狂したものだと今でも思っている。

(続く)

 

《オリオン・ミッション…70世紀の人類NO328》

あの映画の第一作が公開されたときのことを今でもよく覚えている。それは私の学生時代のことだった。今どうなっているのか知らないが、その当時歌舞伎町に新宿コマ劇場というのがあったのだ。

 

そこに確か私の記憶ではテアトル東京とかいう名前の映画館があった。真夏の真っ盛りの時だったように思うのだが、スター・ウォーズはそこで上映されていた。ガールフレンドと一緒に入ったのだが、映画の最初から最後まで私は彼女といちゃつき、ほとんど見ていなかった。

 

今では考えられないことだが、その当時は立ち見客というのがあったのだ。スター・ウォーズの第一作は、劇場の通路にまで立ったまま見ている客で溢れかえっていた。映画が終わった後、私達はこの人たちから睨みつけられていることにようやく気づいた。

 

観ないならさっさと出て行け…そんな彼らの恐ろしい視線を感じながら、逃げるように劇場を後にした。スター・ウォーズはそれほどつまらない、見るに値しない最悪の映画で今も私にとってはそんなくだらない映画だ。そもそもSFの名にも値しない。

 

SF界隈の作品を年がら年中漁りまわっている、私のようなファンにとって、スペースオペラというのはもとより三流でしかないのだ。宇宙版のチャンバラであり、中世の騎士道物語の宇宙版であり、そんな物を書いている奴らも単なる小銭稼ぎのアルバイトでやっている適当な作家なのだ。

 

この手の作品はサルでも書ける、ナンセンスとゴミの塊以外の何ものでもなく、吐いて捨てるほどの宇宙歌劇が転がっている。この映画の長期に渡る空前の大ヒットを横に眺めながら、私の半生は無人島に置き去りにされた漂流者のように、あっという間に虚しく過ぎ去っていった。

 

これは皮肉としか言いようがない。猿の惑星を誰よりも確実に受け止めた私は、宇宙連合からのもう一つの贈り物《スター・ウォーズ》は完全に見送ってしまったのだ。彼らはこのブサイクな三流エンタメ作品が人類に受け入れられることを十分に見通していたようだった。

 

それによってアセンションは大きく前進したのだ。アセンションによって1万年後、太陽系には大変動が起きる。人類は地球とともに丸ごと次元移動し、この太陽系から消えることになるのだ。これは宇宙連合が私に送り続けているチャネリング情報だ。

 

その前にアセンションを選択した人類は地球を卒業しなければならない。地球が消え去る前に宇宙に進出することになる。地上に残されたのはディセンションを選択した人々だ。これから5000年後、あるいはこれからの5000年間人類滅亡を選択した人々のドラマが展開される。それを見ているのは私一人だけではない。

 

5000年後からのメッセージを受け取ったチャネラー、というより幽体離脱実践者がかつていたのだ。その人がどこでいま何をしているのか知らないが、その5000年先の未来の地球…それは決して近未来などではない。実に70世紀の人類の記録は《スピリチュアル・ウォーカー》というタイトルで出版されていた。

 

SF作品だと思われている人たちもいるようだが、そうではない。滅亡後の地球を、記憶を失ったまま退化していく新人類…サルたちの物語だ。彼の見た世界には実際にサルは一匹たりとも出てこないのだが…。

(続く)

マサト