さかしまの塔…オリオン・ミッションNO314 | ヘミシンクピンポンパン

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そこに到達するのに努力はいらない。闇の中をただ落ちていくだけだ。あなたは日々そのような落下とか転落とかを感じているのかもしれない。だがそうではない。無限の宇宙オリオンに向けて上昇しているのだ。

(続く)

 

《オリオン・ミッション…さかしまの塔NO314》

昇っていくことと、堕ちていくことすらも逆に感じてしまう。スマルの発見者も枢には気がつかなかったのだ。あなたにとってこの物質世界は、さぞかし広大無辺の宇宙に見えているのだろう。それが絶対の真実だと思い込めるのは、そのように教えられているからだ。

 

あなたの思考も知覚も情緒も、暗黒の中世に生きた人々と大差ないのだ。それは笑スピさんだけではない、人類の殆どが今もそこにいる。神や宇宙連合から見るとき、物質世界の宇宙は頂点を下に向けた鋭い円錐形…というより五角錐の形をしている。プレアデス宇宙はさかしまのバベルの塔なのだ。

 

その頂点をスマルと名付けた者たちは、その底辺が枢(クルル)であることは知らない。人が闇の深淵へと底へと堕ちていくとき、実は枢に向けて上昇しているのだ。バベルの塔は転倒しているのだから。頂点は土であるプレアデスに突き刺さっており、底辺は無限の宇宙オリオンに向けられている。

 

笑スピさん達はそんなめんどくさい話…あの世のこととか霊界とか、スマルとか枢とか、プレアデスとかシリウスとかオリオンとか、そんなややこしいものは死んだら、いずれわかる。死んでしまえば、なんでもわかることだと思っているようだ。

 

そんなことでは、畜獣さんたちは死んだことにさえ気づかないだろう。あの世でうろついている人たちはものすごくたくさんいる。あの世に移ったことにも気づかず、肉体の束縛から解き放たれたことも知らず、そんな人達は生前と同じ生活を続けるのだ。

 

朝起きたら仕事に出かけ、帰ってきたらネットやユーチューブを見て、風呂に入って寝て、朝起きるとまた仕事に出かけ…そんな毎日を繰り返す。そこがあの世だとも気づかずに、しかもできるやつほど、有能なやつほど、そんな繰り返しを明けても暮れても有意義に几帳面に丁寧に実行する。

 

物価が上がるのに、給料が上がらないことを嘆いたり、同僚が昇進するのを呪ったり転職したり失業したり、結婚したり離婚したり、病気になって入院したり、あの世で生涯独身のままだったり…そうやってこちらの世界とさほど変わらない一生を過ごす。

 

時にはもしかして、私ってもう死んでるんじゃないだろうか~?などと冗談半分に友人たちとおしゃべりしたりしながら歳をとっていく。そしていつか最期のときを迎える。せっかく無限の宇宙オリオンに帰還しても、そこは相変わらずプレアデスという最底辺の次元のままだ。

 

覚醒しなければ笑スピさんは永遠にそんな暮らしに留まり、この世とあの世の区別もつかないまま、これまでと同じように何度でも転生を繰り返す。

 

笑スピさんのオツムにあるのは、妄執なのだ。もう一回やり直したい、挑戦したい、納得がいかない…いままさしくあなたはそんな状態にあるのだが、それに気づいているだろうか。

(続く)

マサト