スマルと枢…オリオン・ミッションNO311 | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

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あなたは存在を死よりも恐れるのだ。その問いかけの答えを、今もこれからも見つけられず、宇宙を永遠に彷徨わせる《私が存在する》という責任に押しつぶされそうになるからだ。それは神と同じ問いかけだ。

(続く)

 

《オリオン・ミッション…スマルと枢NO311》

あなたが密かに一番恐れているのが暇と余裕だ。一度その悠然たるくつろぎの時がやってきたとき、再び神の問いかけが始まる。何故あなたは存在しているのだろう?それとも存在していないのか?存在とは?答えのない問いかけに苦しむ。

 

枢を生きる者に暇という自由な時間を楽しむ余裕はない。その時がやってきたとき、いやが上にもあなたは依然として、今も暗黒の中にいることに気づく。それが枢だ。枢を通過する者たちは、本能的に次から次へと問題を引き寄せる。そうすることで本質的な問いかけを避けようとする。

 

もしあなたが相変わらず安息の時を得られず、明けても暮れても世俗的な問題に掻き回されているのだとしたら、それは神の問題から解き放たれるための、あなたの処世術なのだ。ゆったりとした時と場所を獲得すればあなたは狂ってしまう。

 

幽体離脱は反転という覚醒を伴い、それによってあなたは劇的に自分を変え、人生を変える。それは蛹から孵化する蝶のような大変貌であり、もちろんそれは外面的な意味ではなく自らの奥深い世界で行われるのだ。

 

その変身とともにあなたを取り巻く状況、現実も大きく変わっていく。幽体離脱は夢や妄想ではないのだ。あなたが創造している現実のもっと上にある現実…アストラル界にあなたの意志と感情を反映させる。そうすることで物質界という現実を変える。

 

もちろんこれは何も変えたくないとか、変える必要はないと思っているような、ボンクラ頭の笑スピさんには関係のない話だ。あなたの意図をアストラル界に作用させることによって全ての問題は解決する。たとえ解決はなくとも、それに対して前向きに対処することができる。

 

それを行うのに困難や苦痛を伴う努力は必要ない。あなたはまるで流れに乗るようにして生まれ変わり光の世界へ、真実の生の世界へ、無限の宇宙オリオンへと反転する。永遠の闇、枢の通過儀礼に参入している者たちはそこに至ることができる。

 

しかし注意しなければならない。面白いことに反転を伴わない奇妙な幽体離脱があるのだ。それは《幽体離脱の方法》というハウツー情報なのだが。ブログやネットでよく見かける。書籍として書店の笑スピ本の棚にも並んでいる。

 

どこからどうやってこんなゴミやクズばかり拾い集めてこられるのかと、不思議に思うほど、それらの内容のなさには呆れるばかりだ。そこに書かれていることは気付きのない覚醒であり、覚醒のない目覚めであり、アルコールのないワイン、中身の無い空の容器だ。これらは古来からいわれてきた蛇道としての幽体離脱だ。

 

多くの優れた修行者が堕ちていった人を惑わす道だ。そんな体脱を繰り返した者の行き着く先はスマルであり、彼らは幽界にハーレムをつくる。そこに書かれていること、彼らがやっていることは、エゴを投影するだけのマンガ幽体離脱だ。

(続く)

マサト