そして肉体にとどまったまま体脱しているあなたは、そこがどれほど物質界と何ら変わりがない、いつものあなたの寝室や、あなたの家であったとしても既にアストラル界に身を置いており、そのためあなたの恐怖は即座にそれを投影させ、あなたにぴったりな異形の恐怖の姿をとってあなたの前に出現する。
(続く)
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《Ⅳ、幽体離脱ガイダンスver3…知覚力とは想像力NO7》
金縛りに襲われ、その恐怖に取り憑かれたあなたは最初はその悍ましさを、目には見えない不気味な予兆として感じ、ついでそれはなにか途方も無い邪悪さを伴った、影とか闇として獣や化け物の姿と形をもって現れる。
早く出て行けとあなたのガイドは言っているのだが、あなたにはガイドの姿は冥界を彷徨い続ける、悍ましき化け物に見えている。それはあなたの恐怖を反映させているだけなのだが、あなたが思い描いたものが現実になるという、アストラル界での最初の体験がまさしくあなたの金縛りという体験なのだ。
あなたはその怪物を受け入れることによって、あるいはもっと積極的に、そこに飛び込むことによって別の次元に生まれ変わる。そして金縛りがあなたを甦らせるためのゲートであったことを理解する。それは霊的覚醒と言える体験だ。
あなたが自身の肉体から離れることによって、その不快感、違和感は消え失せ、そして恐怖は強烈な解放感へと変わる。そのときあなたは自身の肉体を振り返り…その瞬間に戻ってしまうのだが…それがひとつの宇宙であったことを知る。それがディセンションというカオスを生み出し続ける、あなたというプレアデスの時空なのだ。
霊的覚醒も霊的知覚力も、そのようなものは持ち合わせがないとあなたは思っているのかもしれない。あなたはスピリチュアルの自称族や成りすま師族の術中に完全にハマっており、彼らサイコパスの洗脳の呪文があなた自身を楔のように打ち込み、身動きできなくさせてしまっている。
霊的知覚力とは想像力のことだ。空想とか妄想とかあなたが自嘲的に呼んでいる言葉は全て霊的知覚だ。そして不思議を感じ驚くことができる感覚があなたの霊性を磨く。それは誰もが持っているはずの、いってみればありふれた能力であるはずなのだが、あなたの内部宇宙奥深くに魂を知覚する力は封印されてしまった。
そしてそのかろうじて残った片鱗をあなたは、空想とか妄想とか想像力などと、まるで汚らしい腐ったゴミみたいに扱い、あってはいけないものだと思っているのだ。今では心に蝶や花はおろか、三角形すら思い描けない人達までいる。想像することを忘れてしまう…それではもはやゾンビではないか。
それどころか感動や驚きにマヒし、砂場のボスとしてふんぞり返る態度ばかり身につけてしまった、ミニカルトの笑スピ指導者様は霊性や霊的知覚力どころか、空想力を投げ捨て、想像力は枯渇し、感受性は錆つき、夢想することを忘れ、小遣い稼ぎの妄想力ばかりを逞しくしている。
いかにプレアデス姫を気取り着飾ろうとも、彼ら自称引き寄せのマスターや、成りすま師人類の教師たちの中身は、まるで干からびた老婆のようだ。人にたかり、強欲にとりつかれいつかこの世を去るとき、裸の王様となって彼らは冥界で踊りだす。
あなたの金縛りも幽体離脱も特定の時間を選ぶ傾向がある。そこには強い意味があり、それ自体がひとつのメッセージなのだ。時刻は数字の組み合わせであり、あなたはそれを読み解くことを求められている。それはしかし人によって違い、一概には言えない。
その時刻や日は、月の満ち欠けや、星との位置関係と大いに関連しており、そのような知識を持っている人であるのならば、あなたがあなたの宇宙に出発するとき、それは大いに役に立つ。そこには何らかのシンクロが見られるのだ。こうした数字合わせや、月や星との位置関係によるシンクロは人によって違うはずだが、ものすごく異なるとか、ぜんぜん違うというほどではなく、以外なほどの共通点がみられる。
これは体脱を試みようとする時、すでにガイドの導きがあるためであり、幽体離脱はあなた一人によって為されているわけではないということを知るべきだ。 私の場合、初期の体脱はすべて午前2時50分に始まっていた。
ヘミシンクと違って幽体離脱は完全に肉体を眠らせる必要がある。ここがヘミシンクと体脱の大きな違いなのだ。ヘミシンクで眠り込み、意識を失ってしまうことをクリックアウトと呼んでいるが、しかし毎回そんな調子ではヘミシンクはやれない。ヘミシンクは眠ってしまってはいけないのだ。
もし今でもヘミシンクをするとき、布団を被ってやっているような人がいたとしたら、それではうまくいかないだろう。アクアヴィジョンで教えているようなことを、そのままその通り、バカの一つ覚えのようにやっているようでは、ヘミシンクは上達どころか、入門編を卒業することすらできない。
もっとあなたはあなたの冴えたる頭を使うべきだ。ヘミシンクでは眠り込んでしまわない方法を考えなければいけない。布団を被ってはいけないのだ。そんなことはちょっと考えればわかりそうなものだが、アクアの指導に従い、疑うことを知らないあなたはいつの間にかヘミシンク原理主義者となっている。しかし幽体離脱は眠ってしまうところからスタートするのだ。
(続く)
マサト