ここでヴィジョンが変わった。朱塗りの太鼓橋が見えていた。京都の何処かだというのだが、この太鼓橋は2連になっておりいま検索したが見つからない。修学旅行か何かだろうかセーラー服を着た女子高生が数百、あるいは数千人ほどがこの橋を渡っていた。
私「これは何ですか?」
声「彼女たちは烏合の衆です」
私「しかし元気そうではないですか」
(続く)
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《幸運をもたらす?全惑星順行(APDM)…ゾンビ、屍として生きる笑スピNO15》
元気だが…確かにピーチクパーチク元気にさえずり、同じようにアヒルのように喧しく口を尖らせて笑い、水兵の上着にスカートという、同じ妙ちくりんな格好をし、同じように手足をばたつかせ、同じように歩き、同じ髪型で同じ喋り方で、全部が同じような人間に見え、同じであることを誇ってさえいるように見えた。彼女たちは笑スピ畜獣ムーミン族にそっくりであるともいえた。
声「個性はないのです」
「かつてはあなたもこんな感じでした」
私「わかりました」
「私は私ですか」
声「そうです」
誰かの側につくというのは愚かな行為なのだ。所属するというのは所有されるということであり、その間あなたはゾンビとなっている。価値あるゾンビとして自らを切磋琢磨し、商品化することは、生きながら死ぬというプレアデスの反映であり、それは避けては通れないことなのかも知れないが、誰しも好んでそんな生き方をしたりはしない。
しかし自らに商品化の価値が無いと、暗に悟っている笑スピはこういうのが大好きであり、無価値な粗大ゴミとして自らを誰かの側にさしだすのだ。所属するグループを求め、そこに潜り込み、教祖様の指示を仰ぎ、それ以外の方法があなたの中に眠ったままであることを知ろうともしない人々は、本当に真までゾンビでありアンデッド、生きたままの屍、迷える畜獣だ。
ヴィジョンが変わった。
《%&%&$…はいって、何を求めるの?》と言っている妻の声が聞こえていた。声はよく聞き取れなかったが、ここにいる私にはしっかりと伝わっていたのか、私ははっきりと応えていた
私「エンピツだよ」
「黒い濃いエンピツ」
すると妻はいろんなものが詰まった福袋みたいなものを引っ張り出してきて、それは小舟に乗っていた王であった私が持っていたのと同じような黒い袋だったが、それを持ち上げて《何がほしいの?》と聞いてきた。それで私は再び《エンピツ》だと言った。しかしなぜ鉛筆なのだ。私はなぜ鉛筆などといったのだろう。他に欲しいものはなかったのだろうか?自分に問いかけてみることをこの時は忘れていたようだった。私は声の存在に訊いてみた。
私「これは何です?」
声「今にわかりますよ」
「あなたが何を選んだのか」
「それがあなたの全惑星順行です」
私が意識の奥深い部分で選んだ《鉛筆》…はきっと素晴らしいものなのだろう。そう思うことにした。ある日忽然と神様があなたの前に現れ、汝の一番欲しいものを上げてみろ、叶えてやろうと言われた時、人は豊かな資産、金銀財宝や不動産などを上げたりする。
しかしそうやって得られたものはたちまち消え失せ、何故か人は得られたもの以上に多くの物を失くし、大きく躓くのだ。以外や人は本当に欲しいものが何なのかわかっていなかったりする。この全惑星順行のワークは、私には内容の薄いものに思われたが、最後に私は本当に欲しかったものにたどりついたのだ。
声「もっといろんな展開がありますよ」
「楽しみに」
私は声の存在にありがとうと言ってワークを終わった。
《幸運をもたらす?全惑星順行(APDM)、レビュー》
全惑星順行で私が手放したことや許したものは何もなかった。もう遠の昔に私は終わってしまっており死者として生きているのだ。まだこの上にそんなものを私自身に要求したところで逆さに振っても何もでてきはしない。
レプティリアン種が、まだ私をこそこそ嗅ぎ回っているのだろうかと思わないでもないが、奴らも何もできないのだ。手放しとか解放とか許しとかそれ自体が恐れではないか。その恐れとなってしまったものをこそ手放すべきであり、私はその方向で自分を解放することにした。そして私は本当に欲しかったものを最後に手に入れたのだ。エンピツが何を意味しているのか、今もまだよくわからないのだが、それは金銀財宝より得難い、素晴らしいものにちがいない。
2週間以上に渡る予想外に長い記事になってしまったが、これはほんの30分ほどのワークだったのだ。私にとっては落胆するほど内容の薄いものだったが、ヘミシンクを通り一遍等にしかやってこなかったものには、私のこのようなワークと記事には恐らく唖然とさせられるのだろう。
しかしこの9年間で私は幽体離脱とヘミシンクを8,000回以上行い、その全ての記録がある。私と同じくらい真剣にヘミシンクと取り組んできたものは、それほど多くはいないだろう。遊び半分、気まぐれに、あるいは霊能者成りすま師として行なってきた笑ヘミ、マンガへミシンカーさんのレベルと同じ扱いをされるのは私にとっては承服しがたいことだ。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
マサト